第1章 悪魔のような聖女のような悪魔
第10話 エターナルロリータ
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のはの魔法や夜天の書は、様々な意味で、この世界では「異常」である
「それで、どんな魔法が使えるんだ?」
「それについても説明する。他にもいろいろと機能があって、たとえば――」
まず、人間が扱える魔法。
歴とした科学として成立しているプログラミングで成り立つ魔法技術。
騎士甲冑は、オートガードとして優秀だし、飛行魔法で自由に飛びまわることができる。
非殺傷設定なんて、概念すらないだろうし、プログラム体であるボクたちは、半不老不死といえる。
サーチゃーで気づかれずに監視出来、自由自在に個人で転移出来ると聞いたらどうなることか。
とりあえず、ここでは適当にごまかしておく。
「――といった具合かな」
「なるほどねえ。わたしも知っていたとはいえ、あらためて聴くと、デタラメな性能よね。あなた達が使う魔法は、他人が行使することはできないのかしら」
「以前に、申し上げたとおりです。ボクとボクの家族だけですよ」
適当にごまかした内容でさえ、リアス・グレモリーを驚愕させることができるのだ。
つくづくリリカルなのは式の魔法は便利である。
次に、夜天の書。
元の世界ですらロストロギア認定された破格の性能をもつ魔道書である。
守護騎士や管制人格の実力は非常に高い。
ボクを含めた皆が、夜天の書に記載されている魔法を扱うこともできる。
加えて、夜天の書内の防衛プログラムが正常化したことで、主であるボクは保護下におかれている。
すなわち、プログラム体になり、防衛プログラムに本来搭載されていた修復機能の恩恵を受けることができるのである。
「ん?家族が使えるのなら、他の人間も使えるってことじゃないのか?」
「鋭いね。ボクには5人の家族がいるんだけど。彼女たちは皆、夜天の書に付属した存在なのさ。昨日、兵藤くんは、現場で銀髪の女性をみただろう?彼女もその一人なんだ」
「マジかよ。あの巨乳さんは、人間じゃないのか。でもそんなのかんけいねえ!今度、是非紹介してくださいッ!!」
「だが断る」
――まあ、弊害として成長できないのはご愛敬だ。
おかげで、ヴィータといっしょに、永遠の9歳児に仲間入りしてしまった。
実は、普段の姿は、変身魔法を使っている。
原作にもでてきた「大人モード」を参考に、成長した姿をイメージ化した。
アニメ第三期の「八神はやて」といえば、近いだろうか。
「さて、ボクの自己紹介は、こんなところだ。次は、誰にする?」
「そうねえ。一誠君以外とは面識があるのだし、彼が自己紹介すればいいわよね」
「おう。俺の番だな。俺も神器もちだ。最近、発現したばかりで、まだ扱いこなせていないんだが――」
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