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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第四十九話
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『…………!』
短刀を納め淡々と言いながらゆっくりと片手を上げるメリア。
その姿にレディアントは貼られた起爆札を剥がそうとするが剥がすことは出来ず、そして……
「……サヨナラ、レディアント…。……これぞ……『瞬獄』……」
『……!?!?!?!?』
言葉と共に、パチンッとメリアが上げた手の指を鳴らすとそれを合図にするかのように……レディアントは爆発に飲み込まれた。
「……これで、勝てた……衛司の方は……っ!?」
爆発した様子からメリアは一息つき、衛司の方を見ようとした瞬間、突如レディアントが爆発した位置から光が溢れ出し、メリアは思わず目を瞑る。
そしてメリアは衛司達同様……光に包まれた。
――――――――――――
「――ただいまー…」
「――あら衛司、お帰りなさ……」
「――衛司、レディアントはどうだっ……」
――バンエルティア号のホールにて、僕は扉を開けて入るとアンジュとカノンノが居て、二人は言いながら僕の方を見ると止まった。
まぁそうだよね……何故なら…。
「……どうしたの、その格好…?」
「…いや、まぁ…色々ありまして…」
――今、現在…僕は男性用のレディアントが纏っていた侍のような服を着ているのだから。
あの後…光が収まったと思ったら僕はこの服…『レディアント』を纏っていた。
どういう事か分からなく、先程偶々甲板に居たニアタに聞いてみると……恐らくだが、僕の持っていた『世界樹の木刀』を見て、レディアントが僕も『ディセンダー』と判断してしまったのではないか、との事。
思わず混乱と共に、本当に僕なんかが『レディアント』を纏っていいのか不安になったけど……ニアタは『見る限り異常は無い』って言ってたし、メリアは『衛司とお揃いなら嬉しい』と言っており、結局僕が頂く事になった。
「へぇ…凄く似合ってるよ、衛司」
「あ、うん…ありがとう」
「あらあら…そう言えばメリアは…?」
僕を見て微笑みながらそう言ってくれるカノンノに思わず照れてしまい頬を掻いていると、アンジュがクスクスと笑いながらふと、いまだにホールに戻ってこないメリアに気付き小さく首を傾げてそう言った。
「ぁー…メリア…なんだけどね…。…入っておいでよ、メリアー」
「――…………ぅー」
「「……へ…?」」
アンジュの言葉に僕は思わず苦笑を浮かべてしまいながらも、いまだに甲板にいるであろうメリアを呼ぶと、メリアは少し俯きながら入ってき、そのメリアの姿にアンジュとカノンノはそんな声を出した。
何故なら今、メリアの服装は、女性用レディアント
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