第七話
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として教壇に立っても良い」
「ほう、それは」
「無論、世間を騒がせている技術の一部だ」
話がおいしすぎる。一番最初に思ったのはこれだった。そして裏があるのではと思ったが必要性が思いつかなかった。
「一部というのはどういうことかね」
「難易度が高すぎるものだ。これに関しては素質のあるものには伝授するつもりです」
「そうですか。できれば何を研究するのかを教えていただけるとありがたいのですが」
「申し訳ありません。これについてはお話しすることが出来ません」
「どうしてもですか」
「どうしてもです」
これは此所で退かないと交渉は決裂しそうじゃな。
「わかりました。エヴァンジェリン殿はどうされるので」
「私か?そうだな、私は研究の一部を提出しよう。教壇に立つかどうかは知らん」
「では部屋の方等は用意させておきますので明日お越し下さい」
「了解した。ではまた」
二人が部屋を立ち去ると同時に部下に指示を出す。
あの二人がこれから何をなすのかじっくり見届けさせてもらおう。
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