第六話
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広域殲滅魔法が鬼神兵たちを滅ぼしていった。
「艦長、どうします」
「魔力砲準備。闇の福音と形なきものがいると思われる範囲を全て吹き飛ばせ」
「はっ」
これだけの戦力を率いながら倒せなければ私の首は飛ぶだろう。
ならばいっそ全てを吹き飛ばしてやる。
そう思っていると急に船が傾いた。
「何事だ」
慌てた部下が艦橋に飛び込み報告する。
「形なきものがエンジンに侵入。見たことも無い封印術式でエンジンを封印して逃亡しました」
「総員退艦」
杖を使い外に出ると一隻また一隻と船が落ちていく。
負傷者及び死者0名でありながら艦隊は壊滅した。
報告によるとご丁寧に全ての封印が異なる術式で封印されていた。
船は全てエンジンを積み替えることになり封印されているエンジンは研究者どもが持っていった。
いざ研究を始めようとすると封印は解けてしまったらしい。
どうやら時限式だったらしく研究されない様にする為だったのだろう。
これほどの知識と魔法を持つ形なきものに私は恐怖した。
彼の逆鱗に触れれば魔法世界は簡単に滅びるのではないだろうかと。
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