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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第235話】
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ってきた。
「……だね? 何だかんだでお兄ちゃんって、優しいもんね♪」
美冬はそう言うと、ソファーに座っていた俺に正面から抱き付いてきた。
最近は、皆の前でもスキンシップをよくする気がする……。
「ふふっ、ヒルト……改めて食べさせてくれてありがとね♪」
セシリアと同じように覗き込む未来。
……てか、これが簡易ハーレムってやつなのかな……。
ちょっと邪な考えを抱いた為、軽く頭を振って話題を変える事にした。
「と、所でさ、これから何する? 一応ゲームとかも一通り揃ってるが――」
「そ、そうですわね……。 ……ゲームもよろしいのですが……その……」
そう口ごもるセシリアを不思議そうに眺めると、シャルが――。
「……せっかくだから、ヒルトの部屋……見てみたいなぁ……」
「……俺の部屋?」
そう呟くように聞き返すと、シャルもセシリアも首を縦に振って頷いた。
「……お兄ちゃんの部屋で遊ぶの?」
「ヒルトの部屋か……。 良いんじゃないかな? 二人とも、興味あるんでしょ?」
未来が二人の気持ちを汲み取ってか、そう言うとまずセシリアが――。
「えぇ、ヒルトさんがこれまでどのようなお部屋で過ごされたのか、やはり気になりますもの」
そう言いながら、少し視線を逸らすセシリア。
多分男の部屋に入る機会がこれまで無かったのだろう、その為に少し恥ずかしいのか視線を逸らしたと思うが……。
「僕も、やっぱり気になるもん……。 ひ、ヒルトがダメだって言うなら……諦める……よ?」
シャルは上目遣いでそう言いながら、握った俺の左手を更に握ってくる。
「……まあ構わないぞ? 別にゴミも無いし、美冬や未来もしょっちゅう入ってたしな。 ……俺の部屋で遊ぶか」
皆の顔を見ながら、そう言うとセシリアとシャルは華開く様な笑顔で――。
「は、はいっ! ……うふふ、楽しみですわ……♪」
「僕も楽しみだよ♪ ……えへへ、どんな部屋なんだろぅ……」
二人して想像力を膨らませ、俺の部屋内部を妄想してる様だが残念ながら普通の部屋だと思う。
二人の様子に、美冬も未来も笑顔で見つめつつ――。
「じゃあお兄ちゃん、部屋に案内しよう?」
「ふふっ、二人が思う様な部屋かはわからないけど……ね?」
未来の念押しの言葉は二人に届いたのかはわからないが、俺がソファーから立ち上がると部屋内の想像を止めた。
「じゃあこっちだ。 ……飲み物とか片付け――」
そう言おうとした瞬間、ふわふわとした声がリビングに聞こえてきた。
「ヒ
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