第十二話 月光校庭のエクスカリバー
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でとくにこれと言った写真はない。あるのは精々、幽々子と籃との写真だ。
あ、そのさきは・・・
「「「「(ブバッ)」」」」
なんの音でしょうか?正解は鼻血吹いた音だ。見た写真は、幽々子の満面の笑み。いい仕事するよな。ムッツ○ーニ(母)。
「き、危険だわ。この写真は危険だわ!」
よかった。その写真見て鼻血吹いたの俺だけじゃなくて。
「お、おい!木場!お前は見るな!俺のアルバムを!」
「HAHAHA、良いじゃないか。もう少しイッセー君のアルバムを楽しませてよ」
取り戻そうとする一誠とヒョイヒョイよける木場。しかし、とあるページをまじまじと見つめた。そこに写っていたのは、幼稚園時代の写真。その親御さんが持っている、西洋風の剣。それを木場は指差していた。
「これ、見覚えは?」
「うーん、いや、何分ガキの頃過ぎて覚えていないけどな・・・」
「こんなことがあるんだね。思いがけない場所で見かけるなんて・・・これは聖剣だよ」
エクスカリバーを巡る事件の始まりを告げた。
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駒王学園球技大会が近づいてきた。
なんでかリアスが燃えている。おかげで俺までやることになった。ゆかりんが出るべきじゃないだろ・・・。
カキーン
金属バットのボールを飛ばす音。現在の競技は野球。うーん、やっぱり東方キャラにあうスポーツってサッカーだろ。ちゃんと種族は人間だから、本気でやってもいいんだよね。
超次元サッカーもやってみたいし。
にしても、木場が終始ボーッとしている。エクスカリバーのせいか。確か生きる目的がエクスカリバーへの復讐だったな。別に復讐が悪いとは思わないが、それだけのために生きると言われるのはいい気がしないな。
リアスは以前にも増して負けず嫌いになった。俺がリアスと呼ぶ理由は、なんとなく、自分より弱い者に敬語使うのがめんどいと思ったからだ。籃みたいにナチュラル敬語じゃないんだ。
その事を話したら、模擬戦をすることになった。確かに、俺は合宿の時朱乃一人倒すだけでもしんどかったが、妖怪になれるようになった俺とは話にならなかった。具体的には、消滅の魔力を四重結界で防いだだけだ。
それも理由だが、焼き鳥に負けたのも拍車がかかっているのだろう。
とばっちりを受ける身にもなってくれ。まだまだバカ王だな。
はぁ、ため息が増えるぜ。
「部長はこの手のイベントが大好きですからね」
朱乃談。一応、当日は手加減前提にやるとか。俺は手を抜かんがな。はっちゃけはしない程度に。
「ほら、アーシア!行くわよ!
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