第十二話 月光校庭のエクスカリバー
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まして。二人が蒸しパンを食べている間に、軽いストレッチで体をほぐす。
さて、精々目立たないように頑張りますか。
忘れずに種族を人間にして、俺は球技大会に参加した。
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「部長ぉぉぉぉぉ!頑張れぇぇぇ!」
俺じゃないぞ。初っぱなの台詞は俺じゃないぞ。無論、一誠だ。もっとも、視線はミニスカートから覗く太股に釘付けだが。
現在の種目はテニス。対戦者は、リアスVSソーナ
「会長様ぁぁぁぁぁぁぁ!キャー!」
一度打てば黄色い声援が飛び交う。
「うふふ、上級悪魔同士の戦いがこんなところで見られるなんて、素敵ですわね」
朱乃も楽しそうに見ている。
「ねえ、紫。あの二人、イメージと違いすぎない?」
「そうかしら?私から見ると二人とも行動的な性格だったわよ」
「まあ、普段は見れない一面ですよね」
俺らはともかく、あいつらはスポコンやっても大丈夫なんだよな。イメージ的に。
「いくわよ、ソーナ!」
「ええっ、よくってよ、リアス!」
「会長ぉぉぉぉぉ!勝ってくださぁぁぁぁい!」
自作の旗を振って応援する匙。・・・・・・みんななんでそこまで出来るの?
「おくらいなさい!支取流スピンボール!」
「甘いわ!グレモリー流カウンターをくらいなさい!」
白熱しすぎだろ!なんだよあの回転!いきなり急落下する魔球って!
現在のスコアは15―30でソーナリード。
「やるわね、ソーナ。さすが私のライバルだわ」
「うふふ、リアス。負けた方が小西屋のトッピング全部つけたうどん奢る約束、忘れてないわよね?」
「ええ、私ですらまだ試していないそれをあなたに先を越されるなんて屈辱だわ。絶対に私が勝たせてもらう!私の魔動球は百八式まであるのよ?」
「受けてたつわ。支取ゾーンに入ったものは全て打ち返します」
庶民的ですね!?ただひとつ言うとすれば、幽々子は毎回トッピング全乗せですよ?
そして、激しい試合の結末は、お互いのラケットが折れたことにより引き分けで幕を閉じた。
次はドッジボールか。どうしよう。男子としての血が騒ぐ。
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部活対抗戦の時間となり、俺はオカルト研究部のところに向かっていた。長袖の方がいいんだがな。
ただ、ここでも匠の影響が出ていた。原作を知っている人ならおわかり
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