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鉄槌と清風
37部分:36:衝撃(笑)の事実
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 「フェイトって、友人家族を大事にしてるからな、写真とか多く飾ってるし」

 「そういや、そうかもな…なら、携帯できるのがいいんじゃねーか…このカード型の奴」

 カード型のフォトフレームに小型のデータチップが組み合わされており、かなりの枚数の写真をデータ保存できるらしい。
 お気に入りだけをスライドショウしたり、決めたのだけ普段は見れたりと良さそうだ。

 「うん、それでよさそうだ、ナイスだヴィータ」

 「へ、任せろよ」

 フェイトも決まり、アリサのプレゼント。
 やってきたのは本の売り場。

 「さて、アリサとすずかは、大体きめてるんだ」

 「二人とも本なのか?」

 「あの二人は犬好きと猫好きだからな、管理世界の子犬辞典と子猫辞典でいいんじゃねーかと」

 「あー、確かにそういうの喜びそうだな」

 「うむ、つーわけで、よさそうなの探してくれ」

 「おうっ」

 で、二人に2冊ずつ本を買う。
 一通りプレゼントを買って、フードスペースで休憩する。

 「ふー、サンキュな付き合って貰って」

 「別に構わねーよ、今日はどうせ休みだったんだしな」

 「ま、そうかもだけどな、ここは奢るわ」

 「そうか…んじゃ、このバナナパフェな、アイスダブル、バニラとチョコで」

 「あいあい、つか予想通りのだな」

 注文を聞いて苦笑する良彦。

 「んだよわりーかよ」

 むくれるヴィータ。

 「いや、んじゃ頼んでくるわ」

 で、持ってきたのはヴィータの注文したパフェと、良彦はチョコバナナクレープにしたらしい。

 「ほれ、どうぞ」

 「おう、いただきます、っと」

 スプーンでもぐもぐと食べ出すヴィータを横目に、クレープを齧る。
 感じる視線…目をやれば、クレープをチラチラと見るヴィータ。

 「…食うか?」

 「いいのか?」

 ぱぁっと明るい顔でいって、差し出したクレープを一口齧る。

 「返事の前に食ってるじゃねーか」

 「うっせ、差し出した時点で許可ありだろ、ん…これもうめーな」

 「よかったな、帰りにクレープかってくか?」

 「そうだな、イチゴ生クリームにしてくれ」

 「あいあい、了解」

 しばし、お互いがデザートを食べ続け。
 ふとヴィータが疑問を投げかける。

 「そういや、ユーノとクロノ、エイミィ当たりのプレゼントはどうすんだ?」

 「あっちは、地球の物の方が良いと思ってな、ユーノは最新の考古学資料とか、クロノとエイミィはお揃いのコップだな」

 「なるほどな…あれ、そういやあたしもクリスマス会呼ばれてるけど、あたしのは?」

 「流石に、本人に付き合
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