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もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
一応能力を使ってる見習い騎士クロエの成長記・14冊目
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≪グオォォォォオオッ!?!?≫
「問題はアレを実体化させる憑代が供給を止めねば何度でも復活する点だが・・・」
「ああ、それならシャインっていう魔導師が心当たりあるみてぇだったから、そのうち解決するだろ」(※実際には魔導師ではないがまだ気づいていない)
≪お前らいい加減にしろよ!!何だそれはオイ!!私を虐めて愉しいかッ!?(´;д;) ≫
キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!
弱そう発言、小っちゃい発言、出力負け発言に次ぐ最後の止めを突き刺されてとうとうナハトヴァールが喋った。さっきから獣の雄叫びみたいなのばかり上げてたからてっきり喋ればいものかと・・・喋っているのは巨体のてっぺんらへんに埋まってる女の人?のようだ。・・・って―――
「何で服着てないんですか?えっちぃのはどうかと思います」
「おぉう、ええおっぱいしてるやんか・・・じゅるり」
「主はやて、スケベなオッサンみたいな発言はお控えください・・・騎士としてなんだか情けなくなります」
「垂れ下がった髪の毛と絶妙な埋まり具合でギリギリ地上波放送可能ね」
≪うるさいッ!!プログラム組まれるときに邪魔だからって引っぺがされたんだ!!≫
ナハトさんの悲痛な叫びが木霊する。どうやら彼女を作った人が裸の女の人大好きだったらしい。可哀想に、後で服を買ってあげよう。心なしかみんながナハトさんを見る目が生暖かい。
「露出狂ではないのか・・・わいせつ物陳列罪で補導するのは勘弁してやる」
「目隠ししてるのに前見えるの?」
「何で埋まってんの?」
「頭の角みたいなの触っていーい?」
≪お前ら馬鹿にしてるだろ!!絶対馬鹿にしてるだろ!!喋れるからって何いきなり普通に話しかけてきてる訳ッ!?≫
いろいろ話し合った結果、いくらなんでもこのままはセクハラだという結論に達したのでとりあえず服を着せてあげることになった。いくら今が初夏だからって流石にあれは寒いよね。お腹壊しそうだし。
「という訳でニルス。お前行って着せて来い」
「何で!?こういうのって女の人がやるべきじゃないの!?ナハトちゃんの身体はどう見ても女の子だよ!?」
「理由その一、非正規協力者に命令できる権限を管理局は持っていない。理由その二、局員のマリアンは現在魔力回復中、クロエ君はボロボロだしなのはちゃんはまだ熟練度において不安があるから前線には出せない。理由その三、お前ならやれる」
「最後の一個は何の根拠にもなってなぁぁーーーーい!!!」
人はそれをめんどいから押しつけたというのではないのだろうか。流石ニルスさん、大人だなぁ。
「はぁ、何で僕が・・・ナハトちゃん、ちょっと失礼するよ?」
≪そのナハトちゃんって言うのやめろ・・・私は闇の書自動
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