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とある碧空の暴風族(ストームライダー)
新たなる力へ
Trick62_ドスコイ、ドス恋、プッチコニ
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に謝ります」

「・・・どうも、皆さん」

信乃、美雪、美玲の3人が降りてきた。

信乃はなぜか≪ニッコリ≫といつもとは違う笑顔を浮かべている。

「・・・・雪姉ちゃん、なんで信乃にーちゃんは機嫌悪いの?」

「(ヒソ)お姉様、信乃さんの笑顔はもしや・・・」

「(ヒソ)うん、黒子の思っている通りだと思う。
 前に話した機嫌が悪い時の笑顔。しかも怒り強め。

 ・・・たぶん、私がさっき言った『よっぽどの事』に触れたみたい」

「で、御坂さん。こちらの3人は何故旅行支度でここにいるんですか?」

「えっと・・・」

信乃の笑顔に、幼いころの"思い出"(トラウマ)が美琴を恐怖させた。

御坂の様子から、笑顔でありながら不機嫌である事を察した湾内は代わりに言い訳をする。

「あの、御坂様は悪くありません! わたくしが無理を言ってお願いしました!
 昨日の晩ですが、御坂様と白井さんが旅行に行く事を聞きまして、無理を言って
 お願いしたのです!」

「その時、わたしと婚后さんもいまして・・・・
 それで御坂様にご一緒できないかとお願いしました」

「よろしいではありませんの。常盤台中学の次期エースであるわたくしが
 ご一緒してあげますわよ。楽しい旅行になる事必須ですわ」

「琴ちゃん・・・・」

「ご、ごめん!」

今にも土下座をしそうな、綺麗な謝罪の90°お辞儀だった。

信乃は諦めたように一言ため息をつく。

「湾内さん、泡浮さん、婚后さん。今回の旅行ですが、
 プライベートで組んでいるチームの強化合宿です。

 御坂さんと白井さんはチームには入って無いですが、今日から別枠参加としています。
 合宿の場所も田舎ですし、一緒に行っても面白くないと思いますよ」

「もしかしてチームというのは、信乃さんが使ってらした『ろーらーぶれーど』という
 遊び道具に関係していますか?

 もしそうでした、わたくしも前々から興味を持っていたんです!
 出来ればですがわたくしも合宿に参加させてください!!」

「湾内さん・・・本気ですか?」

「本気です!」

「西折様、湾内さんは前から『ろーらーぶれーど』に興味があると言っていました。
 どうか、わたくし達にご指導いただけないでしょうか?」

「まあ、湾内さん、泡浮さんがここまで言ってますし、どうしてもと言うなら
 あんた方の『ローラーブレード』に付き合ってあげてもよろしくてよ」

「婚后光子、信乃さんの靴、A・T(エア・トレック)は遊びではありませんの。

 あなた方も噂は聞いていらっしゃるでしょう?
 先月の襲撃事件を解決した信乃さんのチームについて。

 わたくしは信乃さんに能力開発の特訓
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