閑話 双紫異変T
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変わらないけど、これでいいや。
「ゆうり。幽霊の幽に瑠璃色の璃で幽璃だ」
「そう、私は博麗霊夢。ようこそ、幻想郷へ」
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博麗霊夢との邂逅の後、俺は暫く霊夢にこの幻想郷でのあれこれを教えてもらった。武器はまだ見つかっていないが、霊夢が紹介する店なんて香霖堂ぐらいだろう。
「そういえば、あなたにも能力があるかもしれないわね」
「博麗さんの言っていたその人が持っている固有の力ってやつですね。どうすればわかるんですか?」
「瞑想すると思い浮かぶらしいわ」
東方で、能力の調べ方は瞑想が多いな。まあ、兎に角
「やってみます」
目を瞑って静かにする。すると頭に浮かんできた。こんなに簡単でいいのか。
『■■を■る程度の能力』
なんじゃこりゃ。バグ?恐らく、『境界を操る程度の能力』なのだろうが、なんでかバグってる。このせいかもしれないな。俺の弱体化の主な原因。
「ありました、けど、わかりません」
「わからない?どういうことよ」
「『■■を■る程度の能力』としかわからないんです」
「今までそんなことはなかったから、私にも原因はわからないわ」
原因は俺自身かもしれないがな。にしても、何で『■■を操る程度の能力』ではないんだろう。『操』まで不明になっている。まあいいや。
「それより、早くご飯作ってよ!」
「ハイハイ」
授業料としてご飯をご馳走したら、なつかれました。賽銭とメシの味方だな、おい。
因みに、紫としての料理スキルは健在だった。
少年料理中・・・・・・
「よう、霊夢。珍しくうまそうな匂いがするじゃないか」
皆さんお分かりでしょうが、普通の魔法使い、霧雨魔理沙である。
「ん?お前は誰だ?」
「えっと、博麗さんの知り合いですか?はじめまして、幽璃と言います。博麗さんに、まあ、代金を払っているような者です」
「なるほど、私は霧雨魔理沙。普通の魔法使いだぜ。よろしくな、幽璃」
「よろしくおねがいします。霧雨さん」
「固いぜ。魔理沙でいいぜ」
「じゃあ、魔理沙さんで」
そう言って、俺は料理を再開する。食料の事を聞かれたが、キャンプしていて気がついたらここにいたという設定にして、一緒に食料もあったということにした。
そして、食料の消耗は、魔理沙のお陰で増えたのだった。
「うまいじゃないか!なんで呼んでくれなかったんだよ、霊夢!」
「私が食べる量が減るからよ!」
すごい速度で食べる二人。まあ、
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