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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第四十七話
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魔物達を倒していたスタン達が駆け寄ってきた。


「良かった良かった…そっちの方もやっぱり生物変化が…?」


「うん…ここら辺は生物変化を起こしてた」


「…おかしいな。確か、この辺にはジルディアのキバは無かった筈だろ?」


スタンの問いに僕は頷いて答えると、スタンの隣に立つロニが思い出しながらそう言葉を出す。
皆もキバを確認してないみたいだし…じゃあ、やっぱり原因は…?







「……っ……」


「?…メリア…?」


不意にメリアがどこか不快そうな表情をして僕の服の袖を引いてきたので、僕は小さく首を傾げる。

「…嫌な感じがする。…凄く…気持ち悪い感じ……」


「気持ち悪い…感じ…?」


「…先の方…多分…何かいる…」


不快そうな表情のままそう、途切れ途切れに言って先の方を指差すメリア。
メリアが此処まで不快そうな反応を見せるなんて…。


「先の方、か…まだ風来草は見つかってないから多分、奥の方にあると思うんだけどな…」


「メリア…大丈夫…?」


「…ん…少し不安……だけど…衛司が居るから、きっと大丈夫…」


メリアが指差した奥を見てなんとも言えなそうな表情をするスタンの言葉を聞き、僕は手を伸ばしてメリアの頭を撫でて聞くと、メリアはいまだに不快そうな表情ながらも小さく頷くと、僕の手を握りそう応えた。

…此処まで信頼されると…何が何でも守ってあげないとな…。


握ってきたメリアの手を、それに答えるように握り返す。メリアも少し安心したのか、不快そうな表情をどこか満足そうな表情に変えた。

メリアが落ち着いたのを見ると、僕達はカダイフ砂漠の奥に向けて歩き出した。



――――――――――――


「――…ッ!」


「――…何だ…これっ!?」


「――目が…霞む。喉にも…刺激が…」


――カダイフ砂漠を奥へと進んだ所で突如、急激な感覚が僕達を襲いだした。
…っ…コレって…一体…!


「…おい、向こうに何かいるぞ!?」


「…あれは……ラザリスっ!?」


ロニが前を向き、突然出した声に前を見ると…明らかにその場だけジルディアに侵された枯れ果てた大地と…そこに此方を見るように立つラザリスが…見たことの無い魔物のようなものを二匹連れていた。


「――ディセンダー…それに、イレギュラー、か。招かれざる客が来てくれたね」


僕達を認識したラザリスは、無表情にそう呟く。


「…ここの空気はどうしちまったんだ…凄く…気持ちが悪い…」


「ここの空気は僕の世界のもの。君達、ルミナシアの民が居る場所じゃない。…あまり此処に居ると、命
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