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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第四十七話
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本人曰く『巨大クラゲもどき』と闘ってきたらしいし。
…その後帰ってきた時に、『…目の前でラブ臭見せられたから私も』って言って思いっきり抱き付いて来たけど。
アッシュとナタリア…一体何したの?
「うーん…でも、まぁ…メリアが今、特に不快とかそういった感情が無いのは事実だよ。僕の見てる限りだけど…本人自身は楽しんでやってるみたいだし。…もしも何かあった時は、僕が彼女を助けるから」
「…そう。なら、今は心配ばかりしてたら逆に迷惑になっちゃうかしらね。ちゃんと、頑張ってる彼女を応援しないと」
少し考えた後そう真っ直ぐとアンジュを見て言うと、アンジュは頷いた後小さく笑ってそう言った。
「…ただし、『助ける』って言ったんだから、なにかあったらちゃんと衛司が支えてあげなさいよ?ちゃんと…カノンノとメリア、平等にね♪」
「ぅ…はい…」
アンジュの様子に安心していると、僕の方を見てまさに『ニヤリ』という擬音が似合いそうな笑みを浮かべてそう言ってきたアンジュに、僕は思わず少し頬を染め、その頬を指で掻く。
…僕がメリアとカノンノの二人と恋人になった事は、一日を待たずしてアドリビトムの皆に知れ渡った。
始めは皆にどんな目で見られるか心配だったけど、皆の反応は意外な事に笑顔で拍手された。
そして、なんか気付けばアドリビトム公認で僕達は恋人となってた。
いや、まぁ…嬉しいんだけど……それ以来この事を弄られると、なんだか無性に恥ずかしくなってしまうのだ。
二人には情け無いけど…なんとも悲しいもんである。
―――――――――――――
――結局、カダイフ砂漠へ向かうメンバーは僕、メリア、ロニ、スタンとなった。
アンジュに言われた事を気にしてメリアにはある程度注意している。
…それにしても…。
「…まさかここまでラザリスの生物変化が起こってるなんて…虎牙連斬っ!」
目の前に近寄ってきた、身体の半分以上が結晶化したサボテン型魔物のカクトゥスを木刀と星晶剣を奮い切り裂く。
結晶化したカクトゥスは木刀で打たれ星晶剣で切り裂かれると、消えていった。
「…ふぅ…ここら辺にはキバはなかった筈だけどなぁ…」
カクトゥスが完全に消えたのを確認し、木刀と星晶剣を納めると僕は息を漏らして呟く。
生物変化の結晶化が起こってるって事は、ジルディアのキバが出現してる筈なんだけど…バンエルティア号で飛んできた時にキバは確認出来なかった。
それじゃあこの生物変化は一体…?
「――衛司、そっちは終わったかーっ!」
「ん…あぁ、終わったよー」
考えていると不意に後ろから声が聞こえ振り返ると、別方向で生物変化を起こした
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