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MS Operative Theory
ドムの開発A
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ドムの構造??

 動力パイプをないそうしたドムのデザインには、ヅダの影響が見受けられる。また凹凸の少ないボディは、ホバー走行時の空気抵抗や空力を意識したものとも考えられる。また、ホバー用エンジンを内蔵したベルボトム型の脚部、YMS-15(ギャン)にも引き継がれた胸部と腰部の分離構造も本機の特徴である。


■頭部

 EMS-04やYMS-15のもみられる十字型のモノアイ・レール。広範囲を走査可能である。


■腕部

 高出力化に合わせて大型化した腕部。ザク用兵装も使用できるが、その場合には大型グリップに換装する必要がある。


■胴体

 推進用スラスターを内蔵した胸部と、ジェネレーターを内蔵する腰部に分隠され、整備性に優れる。


■脚部

 足裏とベルボトム部にホバー用推進機を内蔵する。ホバー走行が主なため、関節への負担も少ない。



??ドムの兵装??

 ヅダとは異なり、ドムには専用の兵装が新規に開発された。統合整備計画に準していないドムやリック・ドムはマニピュレーターの規格型機種と異なるが、ドムに対応した銃把にグリップを交換することで使用可能となっていた。


■ドムの基本武装

 基本的な兵装はジャイアント・バズ(H&L-GB03K/360mm)と棒状の超刀身を持つヒート・サーベルで、肥大胸に拡散ビーム砲を内蔵している。一撃離脱戦法を想定しているため、一撃で大ダメージを与えられる兵装が多い。


■MS-09系列機の武装

 前術の用にオプションのグリップを装備することで多機種の兵装を流用できる。ドム・トローペンなどの統合整備計画に準拠したタイプは、グリップを換装せずにMMP-80のほかザク・バズーカ(H&L-SB25K/280mmA-P)などを装備できた。



??ドムのバリエーション??

 ドムは高い完成度を誇る機体である。しかし、言い換えれば発展する余地がなく、出力強化や部品の共通化といったわずかな点しか改修する部分のないMSだともいえる。

これはドワッジやドム・トローペンなど、後に開発された機体が単純な性能向上型、あるいは規格統一型であったことからも理解できる。ただし大型ボディの持つキャパシティにより、宇宙用に乾燥できたことが、グフ・シリーズとの最大の違いといえる。


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