第三章
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だけじゃなく目でもわかった。もうこの街でやることはないのだと。これからは別の街で歌うということが。
「さよならだ」
最後にリーダーが言った。
「この街にも。そして俺達の子供の頃にもな」
「全部な」
電車は速度を速めていった。僕達は一秒ごとに久留米から離れていく。過去から。これからは七人で歌うんだ。そう誓いながらさっきまでネオンが輝いていた場所を見つめていた。
時のK−City 完
2005・9・3
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