第一部
〜一年目 春〜
第1章
〜出会い〜
第六話
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A組に行くと、既に半数近くの生徒がいた
虹太郎
「えっと17番は…」
自分の席を出席番号を頼りに探していく
ものの10秒も掛からずにほぼ真ん中の席に目的の名前を見つけた
座って携帯の時計を確認するとまだ9時を示していた
(あと30分か…)
余裕が出来すぎてしまい、何か暇つぶしを考えようとすると
「あれ?虹太郎じゃん」
聞き覚えのある声に振り向くと、茶髪のショートカットの男子がいた
虹太郎
「ミケ、お前もA組?」
ミケと呼ばれた男子生徒は当たり前のように虹太郎の右隣に座った
そこには「潮見啓一」と書かれている
名字の最後と名前の頭を取って「ミケ」なのだろう
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