暁 〜小説投稿サイト〜
IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第229話】
[2/2]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
は篠ノ之さんだよ? 専用機持った子も、持たない子も皆想定しながら訓練してるし――」
「ふん、私は私だ。 制限大会が決まった時に考えればいい」
刹那的な考え方に、流石の未来も苦笑するしかなかった。
しかし、レギュレーション決めて模擬戦するのって、技術あげるには避けて通れない道だと思うが?
これから先、絶対単一仕様禁止やら、次世代兵装禁止、または制限。
他だと与えられた武器のみの大会とかもあるかもしれないのに……。
「……未来、篠ノ之がそうしたいならそうさせればいいさ」
「……そうだね。 でも篠ノ之さん? 後で慌ててからだと後の祭りだからね?」
「ふん、余計なお世話だ」
未来の言葉も届かず、篠ノ之は腕を組んだ未来を見ていた。
「……箒、せっかく未来が色々言ってくれてるんだぜ? 少しぐらいは聞いても――」
「ま、全く聞いてないわけではない。 この程度の事など、既に想定しているのだ。 だから今さら言われてもお節介にしか思わないのだ、私は」
「……そっか。 まあわかってるなら俺はいいんだけどな。 ……じゃあ、飲み物買いに行こうぜ?」
そう一夏が言うと、先頭を歩き始めて篠ノ之はしぶしぶと一夏の後ろについていった。
「……余計なお世話だったかな?」
「……どうだろ? 一度学園の先生に本気で叱って貰えば少しは丸くなる気がするが――残念ながら、やはり篠ノ之博士の妹ってのでなかなか怒れないらしいしな」
そう呟きつつ、俺と未来は二人を追うようについていった。
その間、未来も少し思い悩んでいたのか、口数の少なさが凄く気になった……。
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ