暁 〜小説投稿サイト〜
Element Magic Trinity
バトル・オブ・フェアリーテイル
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胆と驚愕の声を上げる。

「顔だけガジル君」
「ぶーっ!」
「あら」

続いて、今度は顔が強面のガジルの顔になる。
それを見たガジル本人は思わず吹き出し、シュランは首を傾げた。

(優勝候補が自滅した!)

そんなミラを見ていたルーシィは喜ぶ。

「あはははっ!」
「喜んでんのお前だけだぞ」
「姉ちゃん・・・」

ハッピーは喜び、ワカバがツッコみ、エルフマンが呟く。
因みに超応援していたアルカはというと。

「ははははははっ!さっすがミラ!超面白れぇよ!やっぱ最高だぁ!」

大爆笑で大興奮だった。

『エントリーNо,6!『最強』の名の下に剛と美を兼ね揃えた魔導士。妖精女王(ティターニア)のエルザ・スカーレット!』
「キター!」
「エルザー!」
「かっこいいーっ!」
「あれが妖精の尻尾(フェアリーテイル)最強の女か」

エルザがステージに立つと同時に、ミラに引けを取らないほどの歓声が上がる。

「私のとっておきの換装を見せてやろう。とーーーーーーっ!」

ギュルルルン、とエルザは魔法を使い、換装する。
換装を終え、そこに立っていたエルザは―――――――

「ゴスロリ!?」

髪をポニーテールにし、可愛らしいゴスロリ服を着ていた。

「フフ・・・決まった!」

得意げな表情をし、ステージを去るエルザ。

「エルザ、最近キャラ変わったよね・・・」
「抱えてたものが消えたからでしょ」

いつの間にかルーシィの背後に現れていたティアが呟く。
楽園の塔事件以降、エルザの心に余裕が出来た気がしていたのだ。

「てか、次ティアじゃない?」
「えぇ。だからここにいるのよ」

ステージを見てティアが呟いた。

『エントリーNо,7!気高き誇りの一匹狼!海の閃光(ルス・メーア)のティア=T=カトレーン!』

それと同時に、マックスがティアの名を呼ぶ。
帽子を被り直すと、ティアはステージへ姿を現した。

「姉さん来た!」
「うおっ、スゲー笑顔」

ティアの登場と同時にぱぁっとクロスの顔が輝く。
スバルは思わず呆れたような表情を浮かべた。
もちろんティアも美人なのだが、常にギルド最強の女問題児として魔法界を騒がせ、その性格が冷たい為、そこまでの人気はない。

「・・・ふぅ」

精神集中の為か、短く息を吐く。

「百花繚乱・・・大海薔薇冠(アクエリアスローゼンクローネ)

右腕を上げ、呟き、魔法陣を展開させる。
その瞬間、大輪の水の薔薇がステージ上に咲き誇った。
もちろん、これで終わる訳が無い。

大海白竜(アクエリアスドラゴン)

更に水のドラゴンを造り出し、観客席の上を勢い良く舞う。
ティアが指を鳴らすと同時に
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