56限目 僕と殺人兵器と逃走中
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「じゃあ、一番強い胃薬買ってくるよ」
「おう、頼んだぞ。明久」
「うん、留守番よろしくね」
そして明久は玄関のドアを開けて家を出た
・・・・逃げないと出来るだけ、、遠くへ
30分後
アイツ・・・・!!逃げやがった!!
「雄二よ、どうするのじゃ?」
「決まってる。行くぞ!!」
「・・・・承知」
男子は明久の手紙を見つけコートを手に家を出て行こうとすると、それを阻止するかの様に霧島と木下姉と工藤が仁王立ちしていた
「雄二、逃がさない」
「明久を捕まえてくるだけだ」
「明久に「雄二は僕を理由に家を出るつもりだから気をつけて」って言われた」
あの野郎!!そこまで手を回していたのか。バカのくせに面倒くせぇ
雄二捕獲
「どこにも行かせないよ。ムッツリーニ君」(チラッ)
「・・・・・・・行、行かせろ」(ブシャー)&(バタッ)
ムッツリーニ撃沈
「逃がさないわよ。秀吉」
「行かせてくれ。姉上。なんとしても明久を捕まえなくては」
「うっさいわよ」(ゴキュッ)
「・・・・・・」(バタッ)
秀吉気絶+撃沈
なんとしても明久を捕まえて一人分の量を減らさないをいけないのにこのままじゃ三途の川を本気で渡ってしまう。それは絶対嫌だ!!
そんな雄二たちを監視してる女子がリビングで睨み合っている中、主犯の明久は明久は家の近くのバス停でバスをまっていた
「姫路さんと木下さんのコラボ鍋料理か。多分あの世じゃ人気なんだろうな。でも僕生きているから、食べたら死んじゃう。せめて秀吉は助けたかった。忘れないよ。三分だけ。ご愁傷様」
それより、何でバスが来ないんだ!!早く来て早く来て。いつ来るか分からないのに
そして復活した雄二たちは
「・・・・」(どうするのじゃ?)
「・・・・」(俺がトイレに行くから女の隙を突いて家を出る)
「・・・・」(・・・・できるのか?)
「・・・・」(やるしかない)
まさか鉄人の補習で身についた脱出用の会話術がここでフル活用するとは
「・・・・」(行ってくる)
「・・・・」(隙はわしらで作るのじゃ)
「・・・・」(・・・・任せろ)
「雄二、どこ行くの?」
「トイレだ」
とリビングを後にする雄二を霧島が着いて行く
「おい、まさか入らないよな」(ここまでは順調だ)
「大丈夫。壁の前で待ってる」
作戦は霧島をキッチンに戻して。キッチンから直で玄関とトイレは見れない。だからその隙に雄二が家を出て明久を捕まえに行くという作戦だ。
外との会話はメールだ
【今トイレに入った】by雄二
【了解なのじゃ。こっちでひきつける】by秀吉
「では、わしはちょっと明久の部屋をみてくるかのう」
「あ、私も行きます」
「ウチもいく」
料理をほったらかして姫路と
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