第十一話 八雲紫の物語、そう、俺の物語
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。紫の隣に立てるぐらい」
注文が増えた。しかも幻聴じゃなかったらしい。マジカル、あ!間違えた、マジかよ。
いや、別に強くなろうとするのはいいんだ。むしろ自分からやろうとする意欲も出ている。だけど、
目が真剣だ。最早反論すら許さないような、覚悟をもった、決意をもった目。
何があった?ここまで豹変といってもいいほどの変わりようの原因はなんだ?
「強くなりたいのはわかったけど、どうしたの?突然」
「昨日籃と話し合って決めたの。私たちも強くなろうって」
「・・・籃。昨日何話したの?」
「何故、紫さんが一人で背負いこもうとするかです。その理由は、私たちが弱いからと、結論付けました。だから、私たちは荷物にならないように強くなろうと決めたのです」
・・・・・・そんな風に考えてたのか。俺は大切な家族兼友人だと思っていたから、守るのは苦だとは思わなかったが、この二人は、俺にとっての荷物だと思っていたのか。
俺が強い訳じゃない。ただ、持っている力が、強いだけだ。
でも、嬉しいな。
なら、俺も答えよう。
「わかったわ。でも、無理はしないでね」
精々全力で魔改造してやんよ。
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俺は境界を操り、ぶっ壊れてもいい空間を作る。もちろん、目玉とかは無しで。幽々子と籃は、別の場所で弾幕の練習中。幽々子め、体力かなりあった。多飯喰らいなだけある。そうじゃないとわりに合わん。
さて、空間製作は完了。次は中の時間の遅延だな。精○と○の部屋みたいなもんだ。
ただ、霊力が結構減る。時間停止じゃない分、まだマシだが。
霊力がほしいなぁ。ぶっちゃけ少なすぎ。そう思うと、何故、俺は妖怪になれない?以前は俺の力不足だと思っていたが、なにか根本的に違う気がする。なにか引っ掛かるんだよな。
そういえば、レーティングゲームが終わった約三日後に結婚式だっけ。殴り込みに行く一誠を見に行こうかな?
・・・・・・何故だろう、寒気がしてきた。
正直言うと、面倒なのでいきたくないが、イレギュラーの可能性もあるから行く。
時間経過・・・・・・
結構時間がたった。現実時間は一時間ぐらいたった。こっちでは三時間たった。三倍修行。
離れている場所で弾幕の練習をしている幽々子と籃を見ているが、もう弾幕ごっこしている。
・・・・・・ちょっと待て!もうコツつかんだのかよ!あいつらも素質チートか!
百歩譲って籃は分かる!元々妖怪だから妖力弾簡単に作れるのは分かる。
だが幽々子!開始三時間で弾幕張れるなんてどんだけ天才肌なんだよ!セ
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