第十一話 八雲紫の物語、そう、俺の物語
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旅」』
かなり大きめのスキマを開き、そこからガラスにヒビがはいっていたり、くすみがある廃棄されそうな電車を召喚して、ライザーにぶつける!
ドガァァァァァァン!
『『ええええええええええっっ!!??』』
この場にいる悪魔たちがとっても驚愕した。えっ?なんかおかしいことした!?
電車召喚するなんて普通ですよね!?(違います)
「くそがぁぁぁぁぁっっ!!」
ワオ。電車に潰されたと思ったけどなぁ。炎も強いし、結構頑張るな。
「俺はフェニックス家のライザー・フェニックスだっ!フェニックスの名にかけて!絶対に負けん!」
膨大な量の炎をかき集め、球状にして放ってきた!
「燃え尽きろォォォォっ!」
渾身の一撃。ならば、俺は、真正面から撃ち破ろう。妖怪の俺が撃てる、最強の結界。
『境界「那由多結界」!!』
突然だが、那由多とはどれだけの量か?短くいえば10の60乗である。
10000000000000000000000000000000000000000000000000000である。
俺は那由多と言ったら、ちゃんとそれだけ結界を張るからな!
音はならなかった。とんでもない光量が当たりを包む。
終わって見えたのは、ギリギリ生きているライザー。だが、もう動かない。
そして、俺はこの場から、消え去った。
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あのあと、一誠とリアスは無事婚約の破棄をできたらしい。俺?俺はそのとき、
ぐったりと眠っていた。
理由は単純。初めてで感覚がわからず、過剰に妖力を消耗したからだ。あ、因みに普段は人間。オカルト研究部や悪魔関係の時は悪魔。戦闘時は妖怪。
とりあえず、一段落したから、次、エクスカリバーまでは平穏が続くだろう。
勿論修行は続けるが。
そして、一誠宅は毎日賑やかだった。
まあいいか。また日常が始まる。みんながいる、誰一人欠けていない日常が。
俺はそう思いながら、再び襲ってきた睡魔に身を任せるのだった。
またすぐに苦労するとも知らずに。
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