第十一話 八雲紫の物語、そう、俺の物語
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「デカイ!」
うん、会場の半分ぐらいの大きさ。俺にもとばっちりが来た。
「二重結界」
ただの二重結界で十分だ。被害を受けるであろう全ての場所を守るのに、二重結界で十分だ。
一誠は猛スピードでライザーに迫り・・・・・・壁に激突してどでかい大穴を開けた。
バカだなぁ。色々な意味で。
「赤龍帝のクソガキ!悪いが手加減はしないぜ!認めたくないが、今のお前は化け物だ!主であるリアスの前で散れぇぇぇぇ!」
咆哮をあげ、巨大な炎の両翼を生み出し、全身に炎が渦巻く。全く。そんなに肌にダメージを与えるのが好きか。
効かんがな。
「火の鳥と鳳凰!そして不死鳥フェニックスと称えられた我が一族の業火!その身で受けて燃え尽きろッッ!」
炎を纏った体当たり。フ○アド○イブ?
「てめぇのチンケな炎で俺が消えるわけねえだろォォォォォ!」
一誠も突っ込み、お互いの拳がお互いの顔面にぶつかり合う。その衝撃波が飛んできた。最も、さっきから張っている二重結界で十分だが。
そして、二人中央でインファイト。壮絶な殴りあいだ。一誠から恐怖が生まれた。そりゃ怖いよな。だが、その恐怖は俺に向けてもらうぜ。
「怖いか!俺が怖いか!当たり前だ!お前はブーステッド・ギアが無ければただのクズだ!その鎧が無ければ、俺の拳が届く以前に業火の熱でお前は消失している!そう!お前からその籠手を取ったら、お前はなんの価値もない!」
「うるせえよ。怖くなんかねえよ!お前の拳なんかより!・・・・・・紫さんのアイアンクローの方が怖いわぁぁぁぁ!!」
はあぁぁぁぁぁ!?バカの発現だぁぁぁ!心の中は大絶叫!表はポーカーフェイス!
今の発言で一部の悪魔がポカンとしているし、さらに、俺を恐ろしげに見ているやつもいるよ!良く見たらレーティングゲームで一撃で沈めたシーリスとか爆破魔もだった!
ゴバァ!
そのとき、ライター、間違えた、ライザーが大量の血を吐き出した。一誠の手のひらには十字架。悪魔祓いに十字架は鉄板だね!
「十字架の効果を神器で増大させて、あんたを殴った。高めに高めた聖なる攻撃は上級悪魔にだって効果テキメンなわけさ。たとえ不死身のフェニックスでもこのダメージはそうそう癒せないんじゃないか?」
「バカな!十字架は悪魔の身を激しく痛め付ける!いかにドラゴンの鎧を身に付けようと手にすること自体愚の骨頂ーー・・・まさか・・・籠手に宿るドラゴンに・・・自分の腕を支払ったのか・・・?それがその馬鹿げた力の理由か・・・ッ!」
「ああ、そうだ。俺はこの力を一時的にでも得るために、左腕を代価にくれてやった。俺の左腕は本物のドラゴンの腕だ。だから、十字架は効かない」
「そんなことをすれば二度
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