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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜困った時の機械ネコ〜
第1章 『ネコの手も』
第10話 『お好きなほう』 Dパート
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うは、清銀の
剣
(
つるぎ
)
。若き槍騎士の
刃
(
やいば
)
に祝福の光を」
<
特異
(
エンチャント
)
領域貫通
(
フィールドインベイド
)
>
左手を握り、右肩へ。
「猛きその身に、力を与える祈りの光を」
<
撃徹力後援
(
ブーストアップ・ストライクパワー
)
>
右手を左手甲へ交わせた後、腕を大きく広げて体勢をとる。
「行くよ、エリオくん!」
「了解、キャロ!」
エリオはフリードから飛び降り、真っ直ぐガジェットへ向かっていった。
「ツインブースト。スラッシュ・アンド・ストライク!」
<受諾>
ストラーダがキャロの魔法を受信し、認証すると
切先
(
きっさき
)
が薄紅紫色に光る。
「ハァッ!」
エリオがストラーダを振ると
鞭
(
ムチ
)
のようにしなり、相手のアームを寸断し、相手の攻撃を
殺
(
そ
)
ぐ。
(力が
湧
(
わ
)
く!)
彼の意志が通じ、ストラーダは弾倉を交換して自身の魔力を上げる。
エリオの着地した足元に魔方陣が展開され、周りに
稲妻
(
イナヅマ
)
が駆けて魔力が噴きあがる。
「一閃必中!」
そして、彼は構えてから思い切り右足を踏み込み、ガジェットに突きこみ、貫いた。
「でェりァァ!」
彼の攻撃はそれでは終わらず、両手をもちかえて押し上げると、真上に切り裂く。
相手は自分の電力を制御することができず、内側から爆ぜた。
エリオは爆音のなか、「やったァ!」という少女の声をしっかり聞き取った。
△▽△▽△▽△▽△▽
その後は、スバルたちによってレリックは確保され、中央ラボまで護送。車両は制御を取り戻し、停車。エリオたちは現地職員に事後報告をするため、現場待機。
何も滞る事無く任務は完遂された。
(事後報告調査でも
探索機
(
サーチャー
)
たくさん使うんだなぁ。あんな遠くまで)
コタロウはふと眼をやると、なのはたちが迎撃していた場所のさらに遠くに探索機が飛んでいたのが
見
(
・
)
えていた。
△▽△▽△▽△▽△▽
「刻印
No
(
ナンバー
)
9、護送体勢に入りました」
「ふぅむ」
「追撃戦力を送りますか?」
1人の白衣を着ている男性が、先程まで航空機型のガジェットが撃墜された場所のさらに遠くの場所にいる探索機からレンズを拡大させて、護送されていく状況を見ていた。
「……やめておこう。レリックは惜しいが、彼女たちのデータが採れただけでも充分だ」
白衣の男性は両手をポケットに入れながら、採取したデータを人数分並行して映像を繰り返し再生し、不敵に笑う
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