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dark of exorcist 〜穢れた聖職者〜
第4話「5人の悪魔狩り」
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蹴られた女性の名前は「アリシア・バルバーニー」。
アイリスを"自分の妹"と言い張るベテランの悪魔狩り。
実力は"ルークス・ソーリエ"の中でもトップ3に入るほど。
そのアイリス溺愛者を蹴った青年は「キリシマ ソウヤ」。
日本からヴァチカンまで来た若手の悪魔狩り。
実力は、現時点の"ルークス・ソーリエ"最強。
「さて、全員集合ってわけにはいかなかったが……今いるメンバーだけで仕事の話をしよう」
「は〜い♪」
「分かりました」
「………………………………あぁ」
「痛だだ……分かったわ」
アイリス・エインズワース。
クリストファー・クロス。
パトリック・カルヴァン。
アリシア・バルバーニー。
キリシマ ソウヤ。
"ルークス・ソーリエ"に、5人の悪魔狩りが集まった。
「さて、早速本題に入るが……"ルークス・ソーリエ"のお偉いさんから緊急依頼が来た」
その言葉を聞いた瞬間、全員の顔色が険しくなった。
「緊急ってことは……強力な悪魔が出たっていうのかしら?」
アリシアが険しい表情のままパトリックに聞いた。
「情報が曖昧でなぁ……"もしかすると上位の悪魔かも"ってことらしい」
「最近、上位の悪魔が姿を見せないと思ったんですが……とうとう動き出しましたか」
「………………潰す」
「まぁ待て。上位の悪魔と断定されたわけじゃない」
「ねぇパトリック君。その悪魔って何をしたの?」
「そう言えば……肝心なその悪魔の出現場所と被害報告はどうなっているのよ?」
「あぁ、まだ説明してなかったな。そいつの出現場所はアメリカ東部。今のところ、被害は人間には
及んでいない。しかし、各地で家畜やらペットやらの変死体が立て続けに発見されている。
変死体が発見されたって事例がおよそ630件も確認されている。明らかに異常だ。そこで、だ。
この一連の異常がどんな悪魔の仕業なのかを調査してこい……って、お偉いさんがおっしゃるわけなんだ」
「……………なるほどな」
「……気合い入れないとね」
「どんな悪魔でも、倒せば問題ないわよ」
「僕らのやるべきことは、いつもと同じです。不安も不満もありません」
5人の悪魔狩りによる「被害調査」が、アメリカ東部で行われようとしていた。
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