暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜困った時の機械ネコ〜
第1章 『ネコの手も』
第5話 『それを押すだけ』
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「リイン?」
「はいです〜」


 すでに決定ボタンを押すだけで待っていたので、すとんと指でキーをたたくと、登録した名前と所属、取得資格が出てくる。その画面には左上に本人の顔、右上にに登録コード、所属、名前、六課への出向期間(延長有)が出力され、中央以下は彼の取得資格が並んでいた。
 その保有資格の数は画面には収まらず、リインは資格だけをスライドさせていく。


「な……!」
「……おいおい」
「は〜」
「ふぇ〜」


 グリフィスは目を丸くしただけだが、シグナム、ヴィータ、シャマル、なのはは声を漏らして驚いた。


「コタロウ・カギネ三等陸士。電磁算気器子部工機課から現在うちに期限延長付で出向してきた整備(メカニ)……機械士(マシナリー)や」


 脇では「これ、いったいいくつあるのかな?」とつぶやくと、はやてはそれに自信をもって応えてみせた。


「彼の資格保有数は253!」


 あの時いた年齢総和の2倍どころではなかった。







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