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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜無形物を統べるもの〜
短編 湖札とウロボロス、出会いの物語 B
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ん!?」
湖札からしてみればずっと覚えていたことなので、思い出す必要すらなかったのだ。
「よし、あまり表立っては動けないが、調べておこう。リン、他の二人・・・いや、三人も呼んできてくれ。」
「あ、うん。」
リンはギフトを使って残りの三人を呼びに行った。
「あ、そうだ。これ、あったほうが便利なギフトカードだ。」
「ありがとう、殿下。」
湖札がギフトカードを受け取ると、湖札のギフトが表示された。
湖札・ギフトネーム“言霊の矢”“外道・陰陽術”“空間倉庫”
「ん?オマエ、苗字はないのか?」
「そういえば、別にいいかな〜ってつけてなかった・・・」
湖札は少し考えて、苗字を決めた。
「へえ・・・天野、か。」
殿下はギフトカードを覗き込み、そうつぶやいた。
「もう、テキトーでいいかなぁ、って思って。」
「まあ、あんまり考えても仕方ないからな。」
「殿下ー!つれてきたよー!」
そのタイミングでリンが帰ってきて、湖札はグライアに謝り、改めての自己紹介をした。
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私が殿下たちと一緒に行くことになったのは、そんなことがあったからだ。
いろいろなところを回っている間に、リンちゃんに言われて、呼び方を兄さんに変えることにした。そういったところが変わっているほうが印象を与えられる、といわれて納得したのだ。旅で自分の内面も成長したし、ちょうどいいと思ったのだ。
それに、私だけの奥義も出来た。ぬらりひょんは私の覚悟を聞いて、半分呆れながらも奥義を編み出させてくれた。
その後、ウロボロスが関わっていた魔王、ペストが倒された際に、大量の妖怪が召喚され、その妖怪が武器になったと聞いて、兄さんが来ているんじゃないか、と期待は大きくなった。
殿下たちに調べてもらって、その人が色んなところで人助けをしたり、面倒ごとだろうと自分から首を突っ込んだりしていたことを知り、ますます私の知っている兄さんと情報が一致してきた。
たった三人で魔王に挑み、その魔王を隷属させ、さらには魔剣まで口説いたと聞いたときには少しムカッとしたけど、それでも兄さんの面影と重なって、嬉しい気持ちのほうが大きかった。
リンちゃんがアンダーウッドでたたかった相手が寺西一輝を名乗り、もとは鬼道だったという話を聞いたときには、嬉しすぎて天に昇るかもと思った。
そして、我慢ができなくなって勝手に兄さんの顔を見に行ったときには殿下に怒られたけど、久しぶりに兄さんの顔が見れてうれしかった。
最後にあったときより成長して、男らしくなった兄さんはすごくかっこよかった。
ただ、昔はいっつも作ったような笑顔だったのが自然な笑顔になってたことには嫉妬したけど。
で、
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