『第十話』
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す
「これで……」
全ての足をなくし移動ができなくなった魔物の真上に跳びソウルを左に持ち替え右手に魔力を集中する
「とどめっ!!」
大量の魔力を込めた右手で掌底を思い切りぶち込む!
「『爆散掌』!!」
掌底は強大な爆発を起こし真上からその掌底を受けた魔物は地面に強く打ちつけられる
手ごたえは十分すぎる程ある
「高町なのは、頼む」
高町をフルネームで呼ぶ。同じ呼び方で呼べば死神が月詠拓斗だと思われる可能性があるためだ
「……………」
「…高町なのは?」
「え、な、ななんですか!?」
「封印を頼む」
「わ、わかったの! レイジングハート」
[イ、『イエス マイマスター シーリングモード セットアップ』]
レイジングハートがどもった!?
そんなに爆散掌に驚いたのか!?
(少し黙ろうか?) by 作者
サーイエッサー!
さ、さて・・・・魔物に向けたレイジングハートから桜色のリボンが放たれ、魔物を包み込む。
[『スタンバイレディ』]
「リリカル、マジカル! ジュエルシードシリアル]Y封印!」
[『シーリング』]
封印されたジュエルシードは吸い込まれるようにレイジングハートの中に入っていた。
「はあ、これでいいのかな?」
「うん、これ以上ないってくらいに」
「そっか、よかった」
すごいな……つい先日まで普通の少女だったのに大したものだ・・・。
俺は話している高町達を残し階段を下りていく
「あ、あの!」
階段を下りる途中に俺を高町が呼び止める
「また助けてくれてありがとうございます!!」
そう言って高町は頭を下げる
「別にいい、自分のしたいようにしたことだ。だが」
一旦話すのを止め、少し待ってから話し始める
「俺はおまえを助ける事はもうないだろう。」
「え?そうなんですか?」
「まだ魔法の世界に関わるなら初めて魔法を使った時の様にならないよう日々魔法を鍛錬することだ」
俺は高町にそう言い残して神社を後にした
ユーノside
「まだ魔法の世界に関わるなら初めて魔法を使った時の様にならないよう日々魔法を鍛錬することだ」
彼、死神はそう言い残して帰って行った。
(いったい何者なんだろう)
そう考えずにいられない。
昨夜ジュエルシードの暴走体から助けてもらい、今回も子犬に発動したジュエルシードの暴走体を簡単に倒してしまった。
一瞬で全ての足を斬り飛ばし、最後に暴走体の真上から強力な掌底をぶつけて先頭不能に
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