暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜困った時の機械ネコ〜
第1章 『ネコの手も』
第4話 『背骨より腕』
[6/6]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
ト》、車の調子が少しおかしいの、見ていただける?」
「うん。いいよ」
コタロウは帽子をかぶり、動き出す。
「それじゃあ、午前の練習は今から10分後に始めるよ、みんな!」
『はい!』
「ほな、ウチらも仕事場に戻らんと」
なのは、新人達、はやて達も彼に合わせ動き出した。
ジャニカは自然にみんなの先頭になり歩き出そうとするが、そこでジャニカは立ち止まってロビンのほうを向き、にやりと笑った。
「手にとるように考えのわかる馬鹿な男が思うに、あんたはこれから幾許(いくばく)しないうちに後悔の念に駆られるだろう。な、ネコ?」
彼はコタロウの左肩にぽんと手を置くと、ぐ、ぎん、と何かが外れる金属音が鳴る。
「……あ」
ずるりとジャニカの手を置いたほうの腕が抜け落ちて、ごとりと床に転がった。
「背骨より腕のほうが弱いということが、どうやらロビンにはわからないらしい」
コタロウには左腕がなかった。
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ