暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜困った時の機械ネコ〜
第1章 『ネコの手も』
第2話 『彼女たちの疑問』
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を安心させる。実のところ何も問題は無いのだ。もう、いつ治療、検査がきても対応できる。
「はぁい!」
と、機嫌を取り戻したシャマルはふふっと笑顔になって、ルームを一つの舞台のようにくるりとまわり白衣を
翻
(
ひるがえ
)
す。
「他の機器も一応見てみる?」
「そう、だね。たしか、問題は無いけど、怪しい箇所が見つかった機器はいくつかあるから」
彼女の聞こえないトーンで2人は言葉を交えた後、他の懸念されている医療機器を開けてみるが、それらの機器はすべて問題が解消されていた。
「どういうこと?」
「さぁ。さっぱりよ。妖精さんが直してくれたのかしら?」
「妖精って、リイン曹長?」
なに言ってるのよ。と、苦笑しながらアルトが突っ込むが、誰が修繕をしたことについては突っ込めずにいた。
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