YES!ウサギが呼びました! 前編
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で作られてるとか〜」
「悪魔のアタシからしたら天敵じゃん・・・」
まあ、かなり霊験あらたかではありますね〜、これについて、ちゃんと知れば分かることですけど。
「・・・アンタは、どうしてここに来たの?」
「そうですね〜。少し散歩がしたかったから、でしょうか?」
「あ、いや。そっちじゃなくて」
どうして今ここにいるか、ではなかったみたいですね〜。
まあ、ここにいる理由は話しづらいですし、助かりました〜。
「では、どういった意味合いでしょう?」
「どうして、この箱庭に呼ばれたのかって事」
あ〜確かに、私って見た目は違って見えるみたいですしね〜。
「単純なことですよ〜。私が強いギフトを持っているらしく、それを頼りに呼ばれたんです〜」
彼によると、私はかなり規格外のギフトを持ってるみたいですしね〜。
まあ、別になくてもそこそこに戦える自信はありますけど。ちょうど、整備の終わった銃にナイフもありますし、弾もあの古臭い方々がサブマガジンや弾そのままで結構持っていましたから〜。
「強いギフト・・それ、どんなものかって分かるの?」
「全てを理解しているわけではありませんけど・・・なんとなく、なら出来てますね〜」
「・・・じゃあ、ちょっとギフトゲームしない?」
プリムちゃんは少し考える仕草を見せ、そう提案してきました。
「内容は、どういったものにしましょう?」
「あ、ギフトゲームはやるんだ・・・ってか、アンタはその辺りの箱庭にルールは知ってんの?」
「ええ、知ってますよ〜。貴女に会う前に、知り合いから聞きました〜」
「来て間もないアンタが、何でそのあたりの事情を知ってんのよ・・・まあいいわ。話も早いし」
プリムちゃんがそう言うと、急に虚空から羊皮紙が落ちてきました。
なるほど〜。これが、“契約書類”ですね〜。
『ギフトゲーム名“姫からの試練”
・ルール説明
・ゲームの開始はお互いが参加に同意した瞬間
・姫は五つの試練を出し、乗り越えることが出来なければ勝利。
・聖職者は姫から出される五つの試練を乗り越えたら勝利。
・備考
・このゲームは“主催者権限”によって行われるが、参加者に参加への拒否権を与えるものとする。
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。
“ヘル・サタン”印』
聖職者は私のことでしょうけど・・・十字架を持ってて教会に住んでただけで、聖職者でも何でもないんですけどね〜。
「アタシはこのゲームに同意する。アンタはどうするの?」
「も
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