俺と入学と候補生!
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
………誰?」
俺は後ろを向くと、女性がいた。
「あぁ、この人は布仏本音。クラスメートだぞ?」
「すまん、自己紹介の時は、寝てたから名前を聞いてない」
「キリー、それは酷いな〜」
本音は少し怒ったらしいのだが、全く怖くない。
「……もしかして、霧瀬の噛み砕いた名前か?」
「うん、そうだよ」
「まぁ、良いか」
「あっ私、ちょっと用事で行くね〜」
またね〜っと良いながら去っていった。
ーーいったいなんだったんだ?
そう思っていると。
「なんですって?イギリスの代表候補生のセシリア・オルコットを知らないですって!?」
ーー何で一夏(バカ)は、厄介事を持ってくるんだ?
「なぁ、代表候補生ってなんだ?」
セシリアと呼ばれた女の子は胸を張って
「代表候補生と言うのは「国家IS乗りの候補生に選ばれた人間のこと」誰ですか!?私の台詞をとった人は!?」
「俺だが……?」
「つまりエリートってことか?」
「そう言うことですわ!私は入学試験の時には教官を倒しましたし、これ以上の実績がある方がいらっしゃるわけありませんもの!」
「それは違うぞ」
「………なんですって?」
俺はセシリアを指し
「教官を倒したのはお前だけではない、つかあれが試験?楽勝過ぎたぜ?」
「そういえば、俺も倒したな」
セシリアは酷く動揺し
「で、ですが、教官を倒したのは私だけだと………」
「「女性の中ではだろ?」」
「う、うう、覚えてらっしゃい!!」
そう、捨てぜりふを残して去っていった。
ーー………もうやだ!この学校!!
ーーーーーーーー
山田先生は教卓に立ち
「それでは、今から学級代表を選んで貰います。立候補か推薦でお願いします」
そう言うと、女子が
「はい!織斑君が良いと思います」
「私も賛成!」
「私も!」
一夏は考え事をしてるのかボーッとしてる。
「俺も一夏に賛成」
「………えぇ!?俺が!?」
ようやく気がついたのか、一夏は驚いていた。
「出来るわけ無いですよ!」
「今は辞任することは出来ないぞ」
千冬さんがそう言うと、一夏はこっちを向いてってまさか………
「俺は霧瀬が良いと思います!」
「い、一夏ァァァ!!?」
「こうなったら一輝も道連れだ!!」
ーーふざけんなよ!!絶対にやりたくねぇ!!
その思いは通じず、
「霧瀬君に一票!」
「ケリィに一票」
「霧瀬君に賛成!!」
俺と一夏の二人のどちらかが選ばれそうになってきた。
ーー誰かやってくんないかなぁ?
そう思っていると、誰かが机を叩いて
「ちょっと待ってくださいませ!!何故、この私を立候補しないのですか!?このイギリスの代表候補生のセシリア・オルコットを差し置いて!」
セシリアが立ち上がり、そのまま
「この極東の島国まで来て!I
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ