暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
A's編 その想いを力に変えて
A's〜オリジナル 日常編
48話:皆でお花見
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ま〜す』
エイミィさんと美由希さんの合図と共に、行動できる人達が次々と自分の仕事をこなしていく。
流石は大人。しっかり動ける人はちゃんとやってくれている。まぁレティ提督は完全に夢の中だが……
「士、レジャーシートのそっちの端、持ってくれる?」
「おう」
んで、今俺は片付けの方へ回され、アリサやすずかと共にいくつもあるレジャーシートを畳んでいく。
「こっちは終わったよ〜」
「オッケー、こっちももうすぐ終わるから」
別の場所で片付けをしていたすずかもどうやら終わったらしい。
「士、急ぐわよ」
「はいはい、俺も早く終わらせたいしな」
楽しい宴も終わり、それぞれがいるべき場所へ戻っていった。
そしてそれから数時間程の時間が経ち、現在は夕食後の夜中。
「それじゃあ、夜の練習に行ってきま〜す」
「いってきや〜す」
「は〜い。気をつけてね〜」
なのはと共に高町家の玄関を開け、夜の街へと出る。これからフェイトとはやてと一緒に、魔法の練習を行いのだ。
外に出て、人目の付かないところへ行くと、転移魔法を発動。集合場所であるフェイトのマンションの屋上へと辿りつく。
「よっ」
「なのは、士」
「フェイトちゃん、お待たせ」
既に来ていたフェイトに声をかけると、すぐそばに白い魔法陣が展開され、光ったと同時に車イスに乗ったはやてが現れた。
「っと…なのはちゃん、フェイトちゃん、士君。お待たせ」
「はやてちゃん」
「はやて、お疲れ様」
「俺達も今来たところだ」
車イスの車輪を回して、話しながらはやてが近づいてくる。その手には一個の杖らしきもの、デバイスが握られていた。
「新しいデバイス、どうだった?」
「ぶ〜や。一個は壊してもうた」
「う〜ん…大変だね」
「一戸は辛うじて使えるみたいやから、今日はこれでやろうかなぁ、と」
まぁ、これは仕方ないだろう。はやてが所有する魔力はかなりのもので、しかも術式はミッドとベルカの両刀だ。二つの術式を使う魔導士の事を一般的に『魔道騎士』なんて呼ぶらしいが、デバイスにとってはこれほどやりにくいものはない。
なのはやフェイトのレイジングハートやバルディッシュはミッド式を、シグナムやヴィータのレヴァンティンやグラーフアイゼンはベルカ式を想定して作り上げられ、使用されてきたものだ。
もし仮に、それらをはやてに渡していざやってみろ、なんて言うと前者はベルカ式に、後者はミッド式に対応できずに、最悪壊れる。と技術開発のマリーって人から聞いたことがある。
となると当然、そこらに転がってるような安っちぃデバイスは勿論の事、かなり調整されたデバイスじゃない
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