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【ネタ】 戦記風伝説のプリンセスバトル (伝説のオウガバトル)
13 黒騎士と伝説 その二
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き返らせるから一箇所に集めておいて」

 マジックリーフの味に完全に慣れた今日この頃。
 プリンセス特権で大神官ノルンにリザレクションを教えてもらっていたからできる荒業である。
 私は夜までマジックリーフ中毒になりながら死者全員の蘇生をする羽目になったが、損害0にできるならば大勝利だ。 
 報告では、帝国軍の損害は300を越えたらしいので、別働隊による後方かく乱は頓挫したと判断するべきだろう。
 だからこそ、主戦線に私が出張れるチャンスが生まれる。



 中心都市アムド攻防戦。
 アムドに攻め込みたい黒騎士ガレスは背後で蠢動している王国軍を先に叩き潰す決意をしてアムドを囲む部隊を残して宗教都市トマヤングとその近くにあったロシュフォル教会に押し寄せる。
 背後の警戒の為に1000ほど兵を供出し1500の兵で背後をかく乱していた王国軍で、消耗したとはいえ5000を越える帝国軍相手に決戦を挑むほど馬鹿ではない。
 拠点の一つであるロシュフォル教会からは兵を引いて、トマヤングに篭って帝国軍を待ち受ける。
 帝国軍はブラックドラゴンのアシッドブレスとガレスの全体暗黒魔法イービルデッドから始まった。

「わたしは大神官フォーリスの娘アイーシャ。
 大陸の平和を乱すばかりでなく、愛しい母の命を奪うとは……母のカタキをとらせてもらうッ!」

 城壁の上からヒーリングプラスをかけながらアイーシャがガレスを罵倒するが、その黒ずくめの鎧から表情を伺う事はできない。
 それが神官とはいえ若いアイーシャを激昂させ、持つバルダーメイスを叩きつける。
 プリーストとなった身の上で殺生についての制約は知っているのに、それを抑えきれない自分に怒りを感じたとは後で聞いた話。

「クク。
 おまえのような小娘がオレを倒そうというのか。
 よかろう。相手をしてやるッ。
 神がどんなに非力なものなのか、その身体で思い知るがイイッ!」

 黒騎士ガレスの挑発に城壁から飛び降りたデスティンがルーンアックスを向け、黒騎士ガレスがイービルアックスにてそれを受け止める。

「貴様らがデボネアとノルンを篭絡した反乱軍のリーダーか。
 ここで貴様を倒さなければ後々、やっかいなことになりそうだ。
 もっとも、貴様にこのオレを倒すことはできんよ。
 不死身の身体を持つ黒騎士ガレスをな!」

「あら?
 それはどうかしら?
 天駆ける星々の輝きよ、我が下に集いて汚れし大地を浄化せん!
 スターティアラ!!!」

 デスティンとガレスの周囲に聖なる星が舞う。
 まぁ、私が飛ばしたのだが。
 テレポートは便利なのはいいのだが、おかげでマジックエキス一気飲みでちょっときつい。
 だが、この奇襲は帝国軍の度肝を抜いた。
 ガレスの周
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