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【ネタ】 戦記風伝説のプリンセスバトル (伝説のオウガバトル)
13 黒騎士と伝説 その二
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ンシスカで近接戦闘の装備をしていたのである。
 これに対して、防衛戦である事を良い事に、アマゾネス・アーチャー隊は全員グレートボウ装備でボウガンより圧倒的に次の矢が放てる。
 そこをワイアームのボイナに狙われる。

「ワイアームが突っ込んでくる!」
「味方のグリフォンは何をしてやがる!!」
「駄目だ!
 敵の弓が強くで援護できない!!」

 誰も乗せておらず自由に動けるワイアームに対して、敵兵を乗せているグリフォンでは勝てる訳がない。
 こうして、空中戦はこちらの有利に進むが、地上ではまた別の戦いが始まっていた。
 
「街中に敵ゴースト出現!」
「クレリック・エクソシストの義勇兵達よ。
 私に続け!!」
「私も行く。
 数人は残って姫様を守れ」

 ヴァルキリーと義勇兵は、スザンナとディエゴに率いられて街中に散ってゴースト退治。
 こちらのゴーストを消さないように最初からゴーストを城外に配置していたのはこの為である。
 爆発音と城壁全体に振動が走ったのはこの瞬間だった。

「きゃっ!」
「何事!?」
「敵ドラゴンのファイアーブレスです!」

 さらに大岩が近くの城壁にぶつかり私がよろける。
 岩を投げてきたのはオクトパスか。
 ここまでは何とかなったが、外から攻撃する敵Lユニット対策がまだなんだよなぁ。
 このままでは攻城兵器と化したLユニットに城壁を攻略されて詰む。
 だから、相手を誘導させる。

「城門を開いて!」
「しかし……」
「いいから!
 責任は私が取るわ!!」

 ゆっくりと敵に向けて城門が開かれる。
 それを見たバーサーカー達が歓声と共に突撃してくる。
 数は向こうの方が多いのだ。
 中に入ってしまえばもうこっちのものだと。
 その先陣が城門の所で消し炭になるまで、彼らは勝利を確信していただろう。

「敵ドラゴンが潜んで!!!」

 敵兵の叫びは最後まで聞こえなかった。
 ぽちが吼える。
 そのファイヤーブレスが城門に殺到していたバーサーカー達を吹き飛ばした事で、敵の士気が折れた。
 そこを見逃す私ではない。

「大いなるゾショネルの加護により、炎の精霊に命ず!
 ファイアストーム!!!」

 何のために城門前にゴーストとスケルトンを配置したと思っている。
 巻き込み上等で敵相手に広範囲魔法をぶっ放せるからだよ。
 そして、敵は退却に移る。

「逃げるな!」
「駄目だ!
 殺されるぞ!!」
「こんな戦いに命なんてかけられるか!!!」

 敵の悲鳴に対して味方から歓声があがる。
 私はそれに酔う事なく、護衛のヴァルキリーに伝令を頼んだ。

「追撃はなし。
 今の内に負傷者への回復をお願い。
 死者については私が生
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