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【ネタ】 戦記風伝説のプリンセスバトル (伝説のオウガバトル)
13 黒騎士と伝説 その二
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っている。
で、これを利用しない手は無い。
私も代官みたいに動いていた財務大臣のトードもALIはまだ低い事もあって、討伐時に仲間になる連中が結構居たりするのだ。
ここの義勇兵はクレリックやエンジェル、エクソシストという直接攻撃に弱い連中ばかりだが、神聖系に特化しておりゴーストやスケルトンの天敵である。
志願兵達を訓練と称してポグロムの森に送って経験を詰ませる代わりに、ポグロムの森で浄化活動にて経験を積んだエリナのプリースト隊とこちらの勧誘にひっかかったスケルトンとゴーストを呼び寄せたのだ。
ポグロムの森の浄化も進み、志願兵達も経験を詰んで兵士として役に立つという一石二鳥。
そして、代わりにやってきたスケルトンとゴースト達への報酬は、大神官ノルン自らの手による浄化。
その提案にノルンは抵抗したが、デボネア将軍が賛同し説得してくれたおかげで、彼らは今ここにいる。
エリナは私の提案にいい顔はしなかったが、ポグロムの森の浄化活動という現実を知っているので反対もしなかった。
このあたり、ディエゴとの対比で面白いなと思っていたり。
「敵レイブンおよそ100!
射程に入りました!」
「アマゾネス・アーチャー隊!
弓放て!!」
「敵バーサーカー数百出てきました!
城壁外のスケルトン達が交戦を開始!」
「ウィッチ隊魔法詠唱開始。
ゴーストはナイトメアで城壁に近づく敵を叩くように」
見張りの報告にヴェルディナとオデットが命令を出して、敵陣に矢と魔法が降り注ぐ。
ヴェルディナ率いる部隊はアマゾネス200にアーチャー50。
スザンナのヴァルキリー隊とオデットのウィッチ隊とエリナのプリースト隊はそれぞれ50という女所帯でこの地に来ているが、全員補充はあるが多くはシャロームからの付き合いで私に忠誠を誓った連中である。
合計で400。
残り100はディエゴ率いるポグロムの森に送る必要がなかった義勇兵達だ。
私は、マジックリーフを噛み締めながら呪文の詠唱に入る。
「空を乱舞する烈風を飛弾に変えよ!
打ち砕けッ!デッドショット!!」
私の役目は大型用対空砲台で、魔法をぶっ放し続けてグリフォンを近づけさせないようにする。
衝撃波が出るデッドショットは対空攻撃にもってこいなのだ。
当たらなくても、衝撃波で乗っている人間が地面に叩き落される。
ヴェルディナ指揮のアマゾネス・アーチャー隊と敵レイブンが激しい矢の応酬をしている中、大型魔獣のグリフォンは簡単には近づけない。
矢の応酬も実はからくりがあった。
上空を飛んでいる飛行ユニットに当てるのは難しいのだが、飛行しているゆえに弓は片手で撃てるボウガンを装備していたのがおよそ半分。
残り半分はラウンドシールドとフラ
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