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第一層攻略会議
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はん、こん中に詫び入れなあかんやつがおるはずや」
デ「詫び?誰にだい?」
キ「決まっとるやろ。今まで死んでいった二千人にや。奴らが何もかんも独り占めしたから、一ヶ月で二千人も死んでしもたんや!せやろが!」

おいおい……何か面倒なことになりそうだな

デ「キバオウさん。君の言う〈奴ら〉とはつまり、元ベータテスターの人達のことかな?」
キ「そや!!こんクソゲームが始まった瞬間、ベータテスター共がダッシュで街から出よった!!右も左も分からんビギナーを見捨ててな!!奴らはウマい狩場やボロいクエストを独り占めして、自分らだけぽんぽん強うなって、その後もずっーと知らんぷりや。こん中にもいるはずやで、ベータ上がりの奴らが!!まずそいつらに土下座さして、貯め込んだ金やアイテムを吐き出してもらわな、パーティーメンバーとして命は預けられんし、預かれん!!」

キバオウの発言に誰も声を上げるものはいない。だが、二千人も死んだのはベータテスター達のせいではない。それにはもう一つ理由がある

カ「ちょい発言いいか」
キ「何や小僧」
カ「俺はカリトだ。バオウさんや。あんたはどうしても二千人死んだのがベータテスター達のせいにするのか?」
キ「そうや!!ベータテスター共がビギナーと一緒に行動しとったら、そんなに死なずにすんだんや!」
カ「俺もベータテスター達が見捨てたのは許せない。だけど、それだけでビギナー達が死んだと俺は思えない」
キ「じゃあ、他に何があるって言うんや!!」

強気な声でキバオウは俺に問いかける。逆に俺はキバオウに鋭い目で睨みつけ、返答をする

カ「この〈SAO〉にはモンスターハンターの機能が搭載しているんだ。フィールドにはモンハンのモンスター達がいると茅場は言ったはずだ。つまり、そのモンスター達に対応に出来ず、死んだ奴もいるはずだ。恐らく、ベータテスター達も死んだはずだ。自分達のプレイした〈SAO〉の記憶にないモンスターの狩猟に冷静に戦うことは無理なはずだ」
キ「…………………」

正確な答えにキバオウは黙って、俺を睨みつけていた

?「俺も発言いいか」

次に来たのは褐色の肌をして、頭はスキンヘッド。身長は190はあり、使用武器はスラッシュアックスのプレイヤーだった

?「俺の名前はエギルだ。キバオウさん、あんたの言いたいことはつまり、元ベータテスター達が面倒を見なかったからビギナーがたくさん死んだ。その責任を取って謝罪と賠償をしろ、ということだな?」
キ「そ……そうや」
エ「このガイドブック、あんたも貰っただろう。道具屋に無料配布していたやつだ」

エギルが腰についているポーチから取り出したのは、羊皮紙で綴じた簡易な本を取り出す。そういや、薬草買うときに貰ったけどまだ読んでなかったな

キ「貰た
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