暁 〜小説投稿サイト〜
DQ4 導かれちゃった者達…(リュカ伝その3)
第6章:女の決意・男の勘違い
第14話:再会した嫁の前で、別の女を口説くのはヤメロ
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
解ってくれるだろうか? 意外とビッチな()に育っちゃってるから、難しいかもしれない……いや、私の可愛い妹なんだから、心から説得すれば解ってくれるはずだ!

本当は私達がこのパーティーから離れるのが一番なんだけど、お父さんが生み出した“進化の秘法”が関係している以上、無視して普通の人生を送るわけにもいかない。
なんて悩み事の多い人生なんだ……

些か人生の理不尽さを嘆いていると、リュカ達の方にも進展があったらしく、緑の鎧を着た奴が私達に警戒しながら部屋の端へ移動する。
着いた先には脅えているエルフが1人。どこかで見た様な気がするけど……誰?

マーニャSIDE END



(ロザリーヒル)
アリーナSIDE

無事、家族が合流できたリュカ達……
何時もの様に色々トラブルがあったみたいだけど、互いに今までの経緯を説明できたみたい。
ウルフが疲れてグッタリしてる(笑)

「それにしてもリュカの奥さんは美人ね」
「そうですね……リュカさんが常々自慢するだけはありますね」
私は隣に居たクリフトに心からの感想を述べた……普段であれば『アリーナ様には及びませんよ!』とお世辞を言うのだけれど、ビアンカさんの美しさにそれ(お世辞)も出ない様子。

私としても同意見なので彼氏(クリフト)他の女(ビアンカさん)に見取れても頭にこない。
私と見比べての意見だったらムカつくけど、クリフトに限ってはそんな事ない!
だって、先程からずっと手を握ってくれてるんだもの。

「大体の事情は解りました……皆様がピサロ様をお捜しの理由も。しかし、どうか許して下さい! ピサロ様は本当は悪い人ではないのです……私が弱い所為なのです」
クリフトの手の感触にウットリしていたら、何時の間にか話は進んで行き、デスピサロの女であるロザリーが必死に彼氏を擁護している。

「私……サントハイムの王女としては、(サントハイム)の人々を異界より無事に帰してくれればデスピサロとの和解も検討します」
ルビーの涙を流すからと言って、私利私欲の為に彼女(ロザリー)迫害(イジメ)る人間は許す事が出来ない。その点だけはデスピサロに共感しよう。

「でも、だからといって人間全てを滅ぼそうとするデスピサロを放っておく訳にはいかない。シンの彼女の事もありますし……」
そう、さっき初めて知った事なのだが、シンにも彼女が居たらしい。
しかし彼を守る為、自ら犠牲になってデスピサロに殺されたらしい……

「はい、提案があります!」
魔族(デスピサロ)達の事……人間達との事……
みんなで色々悩んでいると、元気の良い声と共に大きく手を上げマリーが何かを提案してきた。
彼女の提案と言うだけで、大分不安になるのは何故だろう……


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ