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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第221話】
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まじと見つめてくる。
「……ど、どうでしょうか……?」
「うん? 旨いぞ? ちゃんと教えながらやったし、良い塩加減だしな」
言って、むしゃむしゃと頬張り、指についたご飯粒も食べていくと――。
「うふふ、良かったですわ。 ……ま、また不味いって言われるとやはりショックですから」
「……ショックでもさ、作った人は食べる側の事も考えないとダメだからな。 ……セシリアが味見しない理由は確か体型維持だったか?」
「え、えぇ……。 ……恥ずかしいお話ですが、女の子は油断しますと直ぐにお腹にお肉がつきますの……。 ぷよぷよ〜って……」
頬に手を当てながら溜め息をつくセシリアは、色々体型維持の為に苦労してるのだろう。
「……でもさ、あんまりガリガリだと男からすれば脱がした時にがっかりするんだよな。 少しは肉付きがいい方が脱がした時、良いんだぜ?」
「……成る程。 男の方は皆モデルみたいな方がお好きなのかと思っていましたわ……。 ――な、何気にヒルトさん、脱がした時って言いませんでしたか……?」
若干ジト目で見つめるセシリアに、俺はおにぎりを頬張りながら頷くと――。
「……ヒルトさん、えっちですわ……」
「……そんな俺、嫌いか? ……思春期で女の子に対してえっちな事に興味がなかったら、俺は仙人かホモじゃねぇか」
「……そ、それもそうですわね。 ……うふふ」
照れながらも静かに微笑むセシリア。
そんなセシリアを見てまた胸がドキッとすると、やはり意識してるんだなって改めて思う。
……セシリアが俺の彼女になったら……少し大変そうだが、悪くは無いよな。
セシリアは俺がそんな事を思っているとは露知らず、不思議そうに眺めながら具入りおにぎりを小さな口で食べていく。
そのまま他愛ない話をしながら、俺とセシリアはおにぎりを食べていった――。
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