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八条学園怪異譚
第五十話 秋に咲く桜その十六
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「そんなのですから」
「とても」
 二人は普段の茉莉也から言う。
「巫女さんですけれど」
「それでも」
「言ってくれるわね、大和撫子はね」
 それは何かとだ、茉莉也はその二人に話す。
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