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ヘタリア大帝国
TURN116 カテーリンの資質その四
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カテーリンちゃんを応援してるのよ」
「厳し過ぎないとか言ってないの?」
 今はカテーリンも自覚出来た、自分のあまりもの厳しさと融通の効かなさをだ。
 だから好かれていないと思っていたのだ、しかしそれがなのだ。
「そうは」
「ううん、まだそうした意見は多いみたいだけれどね」
「それでもなの」
「そう、皆カテーリンちゃんが自分のことよりも皆のことを考えてるから」
 だからだというのだ。
「応援するんだよ」
「じゃあこれまで以上に皆の為に」
「うん、頑張ろう。いつも皆のことを考えてね」
 ミーリャは微笑んでカテーリンに話した、そうしてだった。
 カテーリンは来日を決意した、太平洋経済圏には入らないがそれでもこのことを確かに決めたのであった。
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