第161話 突然の宣戦布告
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銀河の旋律なんて・・・」
すると、銀河の旋律の魔道士達が妖精の尻尾Aと妖精の尻尾Bのメンバーに歩み寄って来た。先頭にいた男が丁寧に頭を下げる。
キ「キース・ストリックと申します。初出場なので、お手柔らかにお願い致します。」
そこまでは極普通の青年だと思った。・・・思ったのだが、それは大間違いだった。顔を上げたきースの表情は、さっきの死者の仮面の魔道士達が着けていた仮面と同じくらい不気味に微笑んでいた。キースだけじゃない。銀河の旋律の魔道士全員が、不気味に微笑んでいた。
キ「必ず、銀河の旋律が妖精の尻尾を踏み潰してみせましょう。」
会場全体に沈黙が流れ、一瞬『時』が止まったかのように会場は静まり返った。その沈黙と静まりを破ったのはチャパティ・ローラの実況だった。
チャ「な、なな、ななななな何て事でしょうっ!!銀河の旋律が妖精の尻尾に宣戦布告を出したあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
会場はざわめき、他のギルドの魔道士達も目を見開く。
チャ「ヤジマさん、銀河の旋律の宣戦布告についてどう思いますか?」
ヤ「う〜む・・・思い切った事をスたもんだねぇ。」
ヤジマは顎を摩りながら曖昧な表情で答える。
チャ「さぁ、宣戦布告を出された妖精の尻尾の答えはっ!?」
また会場に沈黙が流れた。会場にいる大勢の人々の視線が大魔闘演舞に出場する妖精の尻尾の魔道士達に集まる。そして、ナツが炎を纏った左拳を広げた右手の平にバフッ!とぶつけ、ニヤリと笑った。笑ったのはナツだけではない。大魔闘演舞に出場する12人はもちろん、応援席にいたマカロフ、メイビス、妖精の尻尾の魔道士全員が笑ったのだ。そして、
ナ「面しれぇ!その宣戦布告、受けてやろうじゃねぇかっ!!」
観全「オォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!」
今まで聞いた中で一番大きな大大大大大歓声が上がった。
チャ「ななななな何とぉっ!!妖精の尻尾!宣戦布告に受けて立ったあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
会場はまだ競技も行
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