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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第161話 突然の宣戦布告
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フが説明する前に、メイビスは見事にマヤ達の事をバッチリ見抜いてしまった。その場にいた者は全員目を見開き言葉を失った。

メ「あの子達は、強いのですか?」

マカ「えっ?あ、そ、そりゃあもちろん。先程初代が言ったとおり、フレイは鳥にもなれて人間にもなれて、トーヤは半幽人になれますし、ショールはギルド一頭が良くて、ユモは氷と格闘技を上手く混合し、リョウはS級魔道士でもあり聖十大魔道の1人でもあり、マヤは動物達と一緒に戦ったり、火炎石を使って戦ったり・・・」

マカロフが慌てて言うと、メイビスの頭に付いている羽のようなものがピクッと動いた。

メ「期待しましょう。あの12人に。あの12人の若き妖精(フェアリー)達にっ!きっと、昨年よりも素晴らしい結果を残してくれますよ。」

12人の妖精(フェアリー)達は、メイビスが言ったとおり、昨年よりも素晴らしい結果を残す事が出来るのか?それはまだ、誰も知らない・・・



チャ「続いて予選5位!青い翼を羽ばたかせて登場!美男美女軍団!青い天馬(ブルーペガサス)!!」

女観全「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」

観客の女性のほとんどが歓声を上げる。ギルドマスターはボブ。男だが女みたいな服装をしている。ヤジマ、ゴールドマイン同様マカロフとは旧知の仲で、ギルド同士も仲が良い。美男美女が大勢いるギルド。ショールも以前スカウトされた事があるが、全て断られている。メンバーは一夜=ヴァンダレイ=寿、ヒビキ・レイティス、イヴ・ティルム、レン・アカツキ、ジェニー・リアライト、そして、黒いフードを被った人物。男か女かさえも分からない。

ナ「誰だあれ?」

グ「まぁ〜たあのおっさん(一夜)瓜二つのエクシード(ニチヤ)じゃねぇのか。」

ショ「あんな人、青い天馬(ブルーペガサス)にいたかな?」

ショールも見覚えがないみたいだ。首を傾げている妖精の尻尾A(フェアリーテイルAチーム)妖精の尻尾B(フェアリーテイルBチーム)に近づく男。特徴的なでかい鼻をヒクヒク動かし、エルザの周りをくるくる回る。

一「エルザさん、今日も素敵な香り(パルファム)ですね。よかったら、今日お食事にでも・・・」

エ「断る。」

一「そ、即答しなくても・・・」

せっかくのお誘いを即答され、ショックを受ける一夜。後ろでショールがこっそり安堵しているのは余談だ。その隣では、

レ「俺はお前等を誘うよ。別に、好きだからじゃねぇよ。」

ル「あんた、その性格辛くない?」

マ「ていうか、ルーシィにはリョウ、私にはナツがいるのっ!あんたも婚約者いるじゃん。三股しちゃダメだよ。」

ル「大声で言わなくていいからっ!!」


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