暁 〜小説投稿サイト〜
MS Operative Theory
ジムの開発B
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
おける地球連邦軍の主力MS。後期量産型系列のバリエーション機で、全般的な性能向上が図られた。地上、宇宙の双方に対応している。


●RGM-79(パワード・ジム)

 アナハイム・エレクトロニクス社が携わったジムの出力強化テスト機。バックパックの出力限界を探るためのMSで、全身に出力強化・補助ユニットが設置されている。


●RGM-79R(RMS-179)(ジムU)

 D型やC型の設計を受け継ぐとともに、信頼性の高い技術を投入した安価な量産MS。U.C.0080年代中期の地球連邦軍主力MSであった。


●RGC-80(ジム・キャノン)

 正確にはジムのバリエーションではなく、RX-77(ガンキャノン)のの量産機に相当する支援用MS。使用されている部品の60%が先行量産型ジムと同じパーツであった。


●RGC-83(ジム・キャノンU)

 アレックスやRX-77D(ガンキャノン量産型)の設計を取り入れた支援用MS。主兵装は2門のビーム・キャノンとなったほか、ビーム・サーベルも装備し、格闘戦にも対応した高級機であった。



??ジムの性能傾向??

 「特徴がないことが特徴」と評されるジム・シリーズだが、敵であるジオン公国軍MSと比較した場合、その性能差は歴然としている。

ジムはMS-06(ザクU)程の汎用性を持たないと言われているが、コックピット・ブロックの採用による整備性や拡張性、ビーム兵器の標準装備による火力など、非常に完成度を誇る起動兵器である。


■ジムから見たガンダム

 ジムから見たガンダムは、必要以上の性能を持つ「実験機的な施策MS」と捉えられる。高度な技術が使用されているが、悪く言えばコストパフォーマンスに劣るということでもある。しかし、それがハイエンド機という位置づけがなされる理由でもある。


▼コックピット・ブロック

 コア・ブロック・システムは、生存性とデータ収集能力を向上させたが、機体構造の複雑化と高コスト化につながるため、ジムは非変形型のコックピット・ブロックを採用。これにより、生産性が増している。また、ルナ・チタニウム合金を使用していない点も低コスト化につながっている。


▼武装

 フル規格のビーム・ライフルの量産が困難であったことから、その簡易版ともいえる「ビーム・スプレーガン」を主兵装とする。それ以外にも、ビーム・サーベルやハイパー・バズーカなど、ガンダムと同じ装備が施されていた。一部の機体では実体弾式の兵装も使用された。


■ガンダムからみたジム

 ガンダムと比較した場合、ジムは頭部や腰部、兵装など、徹底した簡素化のもとに開発されたMSともいえる。しかし、兵装の共有化が図られている点など、下位互換機的な
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ