デスゲームの始まり
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も戦ったら死ぬのかよ………ここでも、現実の方でも
茅「しかし、残念なことに現時点でプレイヤーの家族、友人などか警告を無視し、〈ナーヴギア〉を強制的に解除しようと試みた例は少なからずあり、その結果二百十三名のプレイヤーがアインクラッド及び、現実世界から永久退場している」
二百十三人も死んでんのかよ……完全にもう殺人じゃねぇかよ!!
茅「このとおり多数の死者が出たことによって、この状況をあらゆるメディアが繰り返し報道している。よって、既に〈ナーヴギア〉が強制的に解除される危険は低くなっていると言ってよかろう。諸君らは安心してゲーム攻略に励んでほしい」
こいつ…!!人の命を何だと思ってんだよ!!
カ「ふざけんなよ!!こんな状況で呑気にここでゲームしてろってか!死ぬのを恐れてどうせ誰もこのはじまりの街から出やしねぇよ!!」
茅「しかし、どちらにしろ諸君達は戦わなくてはならない。諸君らが解放される条件はただ一つ。このゲームをクリアすることだ。現在、君達がいるのはアインクラッドの最下層第一層である。各フロアの迷宮を攻略し、フロアボスを倒せば上の階へ進める。そして第百層にいる最終ボスを倒せばクリアと同時に解放される」
第百層…………そこにたどり着くどころかできる訳ねぇだろそんなの………
茅「ちなみにこのSAOのシステムに導入されているモンスターハンターについては今まではクエストだけによって出てきたモンスターが各フロアごとにフィールドに出現するようになっている。そしてクエストもモンスターにやられられてしまい、ベースキャンプに戻るのではなく、そのまま死に至る」
俺の大好きなモンハンもかよ………どちらにしよどっちでも死ぬんじゃねぇか…
茅「それでは最後に諸君のアイテムストレージに私からのプレゼントが用意してある。確認してくれたまえ」
茅場の指示通り、アイテムストレージの中を見てみる。何か役に立つアイテムだといいんだが
カ「………手鏡?」
俺は手鏡をオブジェクト化させて、手鏡を出現させる。手鏡に写るのは俺が作ったアバターの顔しかない。すると突然、鏡から光が放たれる
カ「うぉ……眩しい!!」
ほんの数秒間、視界がホワイトアウトになる。視界が晴れると、そこは何も変わってないはじまりの街だったが、明らかに何かが違った。念のためもう一度手鏡を見てみる
カ「おい、これって俺の顔じゃん!!」
手鏡に写されたのは現実の俺の顔だった。何だよこれ!!茅場は何がしたいんだよ!
茅「諸君は今、なぜ?と思っているだろう。なぜ、〈ソードアート・オンライン〉と〈ナーヴギア〉開発者の茅場晶彦はこんなことをしたのかと。私の目的は既に達せられている。この世界を作りだし、鑑賞するために私は〈ソードアート・オンライ
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