30部分:29:修道騎士シャッハ
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分の荷物がある。
すまなそうな顔をしたシャッハが、水とリンゴをくれて、頭を下げる。
「すいません、騎士良彦…あの一撃に反応されたうえに、防がれそうだったので…その加減を間違えました」
「いや、あのくらいじゃないと修行にならないから、良いよ…さっきの烈風一迅って、あれがシスターの決め技?」
「えぇ、正確にはその前の移動魔法…旋迅疾駆からの連携です…大抵の騎士は反応しきれないのですけど」
「あぁー、あの消えたように見えたあれもやっぱ魔法なんだ…確かに見えなかった、俺が反応したのは『凪』のおかげだし、結局止め切れなかったなぁ」
「『凪』というのは、希少技能ですか?」
「そ、まぁ、風と魔力の複合結界にちかいかな、サーチ能力もあるから、境界を越えるものは全て気付ける…シスターシャッハの攻撃に反応したのはそれでだよ」
お互いに軽く答え合わせのような会話をしながら、笑い会う。
「今日は完敗だなぁ、今度またお願いしてもいいかな?」
「えぇ、此方こそ是非お願いします」
しばし、話したあと、再戦の約束…修行馬鹿と、バトルマニア2号…1号はシグナム…この後この3人が訓練場で良く見かけられるようになるがもう少し先の話。
結局、初日はシャッハとの訓練の後、訓練場や食堂などに居たほかの騎士と話たり、模擬戦したりして街や学校の見学はしなかった。
まぁ、それでも修行馬鹿は嬉しそうにしていたのだが。
仕事が終わったカリムがその様子をみて、夕食時に良彦をからかったりしたのは、余談である。
翌日からは予定通りに、見学というか観光を済ませ、2泊3日の聖王教会ツアーは幕を閉じる。
もう一つの余談として…仕事を抜け出し、サボっていたヴェロッサとも仲良くなり、クロノともども初日の話を聞いて、あきれていたとか、そんなことも合ったらしい。
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シャッハとの模擬戦です…積んできた修行の時間の差でシャッハに軍配が上がってます、良彦理想の動きはわかっても体が出来上がっていない&修行不足で、体がついてきません、『凪』も不可視性を高めるため、他の部分の出力がおち、結果未完成です。
次回は、オリジナルの話を一本入れようかと思います…管理局任務に従事するヴィータ辺りと絡ませようかと思います。
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