第160話 『飛捕』
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良いのかもしれないが・・・
さて、まだもう1人紹介をしていないが、後数時間もすれば大魔闘演舞当日だと言うのに、なぜマヤ達はこんなに遅くまで起きているのか説明しよう。
今年の大魔闘演舞に出場する魔道士ギルドの数は去年の半分以下の58。去年は133とゆう数の為、大魔闘演舞当日の午前12時に133の魔道士ギルドを8に絞り込む為に空中迷路という予選が行われた。そして、今年も58とゆう数で大魔闘演舞当日の午前12時に予選が行われる事になったのだ。なので、大魔闘演舞に出場する58のギルドは起きているのだ。
そして現在、午後11時58分。
リョ「後2分か。」
リョウが呟く。いったい、今年の予選はどんなものなのか。
マ「ドキドキしてきたっ!」
マヤはすでに胸が高鳴っている。実を言うと、ここにいる妖精の尻尾Bは全員大魔闘演舞初出場なのだ。他のメンバーもかなりドキドキしている・・・と思ったが、窓際の椅子に水色の髪の毛を低い位置で横に束ね、腰の辺りに青いリボンの付いた水色のワンピースを着ている1人の少女が暗い顔をして右手で額を押さえていた。
マ「ユモ、どうしたの?」
「ユモ」とゆうのは愛称で、本名はユモス・クオリナ。一見可憐な美少女だと思うが、それは大間違いである。本当は過去に格闘技の名手と呼ばれフィオーレ王国中で話題になった少女なのだ。その名からして、格闘技のスペシャリストだ。
ト「そういえばユモさん、ずっと額を押さえていますけど、具合でも悪いんですか?」
ユ「・・ううん。具合は悪くない。ちょっと、ね・・・」
少し引きつった笑みを浮かべる。その時、
ショ「5・・4・・3・・2・・1・・!」
ショールが小さくカウントダウン。そして、時計の短針と長針が12のところで重なったのと同時に、緑色の魔法使いが被っているような帽子に同じ色のマントを羽織り、人間と同じように目、鼻、口、両手両足がある・・・巨大なカボチャの映像が空中に映し出された。
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『一方その頃、『蜂の骨』に泊まっている妖精の尻尾Aは・・・』
ナ「またあのカボチャだ。」
窓から空中に映し出されたカボチャを見ていた。ちなみに、妖精の尻尾Aのリザーブ枠のエルフマンと、大魔闘演舞には出場しないナツの相棒のハッピーとウェンディの相棒のシャルルはいない。
ウェ「大きい〜!
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