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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第218話】
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隠れしていた。
「……ちゃんと考えて決めるから、流石に二股三股みたいな事は出来ないからな……。 まあ、こういう強引なキスとかには勝てないんだがな、本能的に」
ツンッとおでこをつつくと、きょとんとした表情に変わるラウラ。
「……ラウラ、パン食べようぜ? 次はキスは無しでな? ……理性がもたなくなるし」
「わ、わかった。 ……ヒルト、口を開けろ。 夫である私が食べさせてやろう」
言ってからメロンパンを一口サイズ切り取り、口元に運んでくるラウラ。
表情を伺うに、拒否すると怖いので大人しく口を開くとそのままぱくりとメロンパンを食べ始めた。
……傷ついてなどいないとは言ってたが……可能な限りは傷つけないように行動しないと……。
そう改めて思いながらも、次々に運ばれてくるメロンパンを頬張りながら、さっきまでしていたキスの事を思い出し、また俺は顔を赤くした――。
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