暁 〜小説投稿サイト〜
直接SAOの中だった件について。
新聞の件で外に出られなくなった件についてその2
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ル、『俊足』をプレゼントしよう。
これはゲーム開始直後にカーディナルがプレイヤー全員の脳波を計算し、一番落ち着いていたプレイヤーを検索してその中の一番検索結果が上だったものにプレゼントされるユニークスキルだ。

このスキル、実は簡単そうに見えてそれほど簡単ではない。まず恩恵だが敏捷値+50というチートくさいスキルだ。
…ここまでチートくさくしても意味がないので私は少し制約を掛けた。
・まずスキル『俊足』は最高でも15分しか使えないこと。
・元々の敏捷値+『俊足』で得る+50の敏捷値で一度ステータス的に最大まで行き、そこから常に8割以上の走りをしなかったり止まってしまうと君は一日中移動手段が歩くことしか出来なくなる。

しかし、見事に15分間走り切った時は10分間のインターバルが必要だが使えるようになる。(その10分間の間はやはり移動手段が歩くことしか出来なくなる。)

また、このスキル、『俊足』は武器の降る早さにも加算され、より早く武器を降ることができるようになる。
しかし、この場合常に敏捷値と降る速さで『俊足』の力は半々になってしまうので、発動時間は半分の7分30秒となってしまう。

もちろん、上の制約の内容ではチームプレイは難しいと言える。…つまり、私が何を言いたいかというと…

一番最初に変なことを考えていた奴はもういっそのこと周りから浮いてしまえ?

という事だ。

では、この『俊足』を使ってゲーム攻略に励んでくれたまえ。』









「…」

何でだろう…

「茅場が可哀想過ぎて泣きそうになって来た…」

…色々と茅場さんも苦労をしているのだろう…

俺は今、茅場も人間なんだな、と再認識をした。



…さて、と、もう少しで日が沈むか…そろそろコペル達を探そうか…

アキは休んでいた時に座っていた石から立つと走り出そうとした。
ふと、アキは自分の足に違和感を憶えた。

(?)





何故走れない?
アキは自分の足を前に出す力を少し強めて地面をければ走れる事など言われなくても分かる。
だが何故だろう、足が自らその意思を拒んでいるような感じがするのは…?


アキはふと、茅場のメールの内容にあった一文を思い出した。


『・元々の敏捷値+『俊足』で得る+50の敏捷値で一度ステータス的に最大まで行き、そこから常に8割以上の走りをしなかったり止まってしまうと君は一日中移動手段が歩くことしか出来なくなる。』

…あ、うん、詰んだわ…ごめん…コペル…













頑張るよ?頑張りますー?

アキは今自分が走りたいのにはしれないというもどかしい感覚と戦いながら歩いていた。
どうやら
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