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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第64話 罪の茨
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ナに気圧されたようでそれ以上言わずに押し黙った。

「リュウキ君もだよ。レイを心配させたら駄目だからね! 私の大切な妹なんだからっ! 泣かせでもしたら承知しませんからっ!」
「……へぁっ おっ……お姉ちゃん……///」

 お返しと言わんばかりの表情でアスナはそういった。この時、レイナは自分が思わず言った事の意味を思い出した様だ。だけど、アスナもその奥底の瞳は真剣そのものだった。
 つまりは、アスナもレイナも同じ気持ちの様だった。


「……互いに注意した方が良いな。キリト」
「右に同じだ……。2人とも目が座ってるし……」

 男性陣は女性二人に完全に気圧されていた。

「ははは……。なるほどな。納得した。お前らそう言うことだったか。2人揃って尻に敷かれやがってよ……」

 何やら言い合っている4人を見てエギルは合点が言ったようだ。
 そして、悪態ついているように見えてこいつらは、本当に心底仲良く見えるから。

 横で見ていたら、判る事はまだある。


 互いに、お似合いの相手だと言う事を。

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