暁 〜小説投稿サイト〜
鉄槌と清風
29部分:28:聖王教会
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かな、俺は泊まりでもまだ学校が休みだからいいんだけど、クロノの時間が」

 「今日だってやっと取れた休暇だったからな」

 苦笑する良彦とクロノ、其処へ

 「では、騎士良彦は此方が責任を持って送りますので、滞在が可能なら数日泊まって行ってはいかがですか?」

 カリムが、微笑みながら提案する。

 「えーと、今日4日だから、2泊くらいはできるかな?」

 「時間がおおければ、案内できる場所も増えますし、問題なければ部屋を手配しますが」

 呟く良彦にシャッハが問い

 「それなら、午後から僕は戻ってもいいかな、エイミィが時間あったら買い物行きたいとか言っていたし」

 「ん、俺はいいよ」

 その言葉にクロノが提案して、良彦はあっさりとそれを受け入れる。

 「じゃぁ、シャッハ部屋の準備と案内は任せます、私はもう少し書類を片付けないといけないから」

 「判りました騎士カリム…では、騎士良彦、クロノ執務官、こちらに」

 お茶を切り上げ、立ち上がる一同

 「あぁ、騎士良彦…シュークリーム美味しかったですよ」

 にこっと微笑んで礼を言うカリム。

 「じゃ、又来る時買ってくるよ、騎士カリム」

 答える良彦。
 お互いに微笑みあい、3人は部屋を出る、クロノはそのまま良彦とシャッハに別れを告げて、外へ向かっていく。

 「では、此方へ」

 シャッハの案内で、教会の一室に通され。

 「逗留には此方を使ってください、騎士良彦」

 「ありがとう、シスターシャッハ…えと、此処って?」

 「教会騎士団騎士の部屋です、いまは使う人が居ない空き部屋なので」

 「そっか、了解…じゃ、ありがたく借りるよ」

 小さく頷き、少ない手荷物、小さなバック程度だが、を置いて。

 「んじゃ、案内よろしくシスターシャッハ」

 「はい、では参りましょう」

 そして、二人揃って歩き出す…向かう先を楽しみにしながら。
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はやてより一足はやく、カリム、シャッハ、ヴェロッサと対面…古代ベルカの記憶持ち、王族の血筋ってことで、ベルカの騎士で管理局出向みたいになりました。

次回は、案内と模擬戦でしょうか。

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